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治療を始めてから途中で抜歯と言われる。話が違う場合には用心。
2015.07.31 Friday | category:治療の間違い
JUGEMテーマ:健康
こんな経験をお持ちの方も多いのではないかと思います。例の理不尽なクリニックの所業です。先日いらした患者さんでした。例のクリニックで神経治療を始めたのですが途中で今の治療より抜歯が必要と言われました。 疑問を感じて患者さんは来院されました(注ー1)。 拝見すると抜歯の必要は全くありません。
お分かりでしょうか? この経緯についておかしな事に気づいてください。 抜歯が不埒な行為で有る事もさながら、もう一つおかしな事に気づいてください。
それは歯科医は事前にどうすれば良いか見極める事が出来る事です。 歯科はどんな場合でも最適で必要な治療の種類(方法)は限定されているといえるのです(注ー2)。
100%確かな診断が不可解な場合でも事前に可能性のある診断を患者さんに提示出来ます。またそうする事がこの国では歯科医の義務でもあるのです。 つまり思ったより悪い場合、また最悪の場合をも考えて事前にそれを患者さんい提示する事が出来るのですから、その後に了解を得てから治療を始める事が義務となります。
この患者さんの様に言われてなかった抜歯に治療(診断)が変更された事には疑問を持ち、すぐさま他の歯科医に行く事が大事でしょう。 抜歯されたら取り返しはつかないのですから。
また、「やってみないと分からない」と言う歯科医もいますがこんな場合にも注意が必要でしょう。理由は上記しました。
例のクリニックでそんな内容が記載された文書(治療計画)を患者さんがお持ちになった事は何度もあります(注ー3)。
これは歯科医の至らない所業です。 知識の欠陥や思慮の欠如、義務の怠慢、または虚偽ともみなされてもこの国の法廷では仕方が無い事なのです。なぜなら貴方と同じケースの前例は数知れない程あるのであって、想像できない事態なんて無いからです。つまり、歯の中の状態も事前に予想が出来る事が本当である事をお知らせします。
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注ー1.この人のかかった歯科医は韓国人です。日本語が通じるからと思ってつい信じてしまったのです。
注ー2.歯科治療とは工作のような修理、修復でしかありません。どこがどういう風に壊れているか(腐食か亀裂が多いです)どんな歯であっても事態の可能性は限られているのですから、未知なんて事はありません。
注ー3.そこに記載されていた必要とされていた治療のほとんどは治療の必要はありませんでした。 だた、日本の治療にはこの国の標準に満たない物が多いので、治療が必要と断言する事も間違っていないかもしれませんが、日本ではそれで良いとされるので患者さんにはその由を伝えるべきなのです。 この事については次回にでも記載し、あす。
クラウンが半年で取れた場合。 再装着? 再治療? それとも返金?
2015.07.23 Thursday | category:治療の間違い
JUGEMテーマ:健康
クラウンが半年で外れた方のケース。 これは日系歯科医に装着してもらったクラウンでした。 出来は大学でも世間の標準でも不合格のレベルでした。 視覚でもレントゲンでもはっきりと指摘出来ました。こんな経験を貴方もお持ちじゃありませんか?
さて、ではなぜそのように直ぐにクラウンが外れるのでしょうが、その理由を述べます。
1.削られた貴方の歯の形が適切な形をしていない。歯科医の技術不足かうかつさからのミス。
2.クラウンが歯の形に合っていない(注−1)。
3.接着に失敗。装着の技術的な問題です。キチンと装着し直せば大丈夫。
4.仮着の場合:具合を見る為の試着であり、柔らかいセメントで仮止め(注−2)の歯。
ですから、クラウンが外れる場合には他院にそのクラウンの出来ばえを見てもらう事も考えて下さい。
再装着してもらっても又はずれるかもしれません、再治療(作り直し)してもらっても同じ歯科医の技術なら、さて結果は?
返金してもらって他院を当たるのが一番かもしれません。
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注−1。歯の型を取った(印象と言います)歯科医がミスをしたか、技工士が間違ったかが理由です。
注−2。この国ではクラウンを患者さんに一度試着してもらって納得してもらうサービスを用いる事があります。意図的に軟らかいセメントで一度装着し、歯の具合を患者さんに確かめてもらうのです。そして患者さんの満足を得手から歯科医は本来の一番硬いセメントで装着し直します。 2週間前後から半年位の期間を置けます。
学位の間違い。 ドクター、博士、教授。
2015.07.22 Wednesday | category:宣伝と広告。
JUGEMテーマ:健康
ニューヨークのフリーペーパーには多くのドクターの宣伝がありますが注意をして頂きたい事があります。 それは博士でもない人が博士と名乗っていたり、教授とあっても実際は助教授か准教授が本当であるのに教授(フル プロフェッサー)と載っている事です。 出版社の間違いとして言い訳はできるかもしれませんが、これも本来本人の責任ですので、そんな間違いを放置しているドクターには疑問を持って頂きたいと思うのです。
まず、ドクターとは博士ではありません。 ただ「先生」という意味でしか無い事を知りましょう。辞書を引いて下さればご理解せきますね。
ドクターが博士なら全ての獣医、歯科医、医師、カイロの先生、足病科先生もドクターの称号があるので、すべて博士になってしまいます。そんな事は全くないのです。
つまりドクターは博士とは違います。 博士号とはドクターの学位以外のもので、ドクターの称号とは別に取得する物なのです。 日本でも博士号は医学校やその他の職業学校でドクター称号をもらってから大学院に通ってもらう学位です。それはドクター・オブ・フィロソフィーという名前の略で英語ではPhDとなります。ちなみにPhはPhilosophy からのPhでありPhDのDがドクターです。 でドクターオブフィロソフィーとなるのです。 医者や歯医者や足病かの先生はドクターであっても博士ではないのです。
つまり私やその他のドクターが上記の職業学校(プロフェッショナル・スクール)を出ただけであった、ただのドクターでしかないのであって、博士ではないのです。 ましてカイロや足病科の先生が博士なんてことはまずないのですね。 余程研究に没頭する人や大学に残ってキャリアを積み重ねて行くには必要でしょうが、一般の開業には何の必要もない学位であり、まず取得もしないし、持っていないというのが事実でしょう。
つまり、博士でもないのに博士と名乗っているドクター(先生)、教授でもないのに教授と名乗っているドクター(先生)が居る事を認知して下さいという事です。
なんでもまかり通っているこのニューヨーク、どうぞご注意を。
追: 先日、日本で犯罪を犯したニューヨークの医師が居ました。そんな事からも解りますね。日本語が通じる先生といっても、この町では全面的に信用する前に、ちょっと考えてみる事も大事と思います。
アメリカは高いので安い日本で治療したい。
2015.07.08 Wednesday | category:思い違い
JUGEMテーマ:健康
これは良く伺います。 日本では健康保険が利用できて治療が安いです。 大いに利用するべきでしょう。。 でも落とし穴がない事もないので注意事項を記載します。
1.安い物でもよく出来ている場合もありますが、多くはそれなりの出来でしかない鴨知れない事を認識をして下さい(注ー1)。
2.日本の歯科医も人です。収入や今後の事を見合わせて貴方に対します。 知らない歯科医に飛び込んだ貴方は相手にとっては何処の誰か、又何時帰ってくるか判らない患者さんでもあります。 将来の事まで考えてくれるでしょうか?
3.家族ぐるみのつながりがある歯科歯科医は大事にしてくれるでしょう。
4、長いつながりがあったとしても、貴方一人の場合にはどうでしょう。とかく貴方は外国に住んでいる他人のような存在と見なされるかも。
今度は歯科医の立場から考えて見ましょう。
1.歯科医にも得て不得手があります。普段簡単な仕事ばかりで数をこなしている人に大きな仕事はこなせないかもしれないのです。
2.一本の歯を治療するのと何本も一度に治療(作る)のには大変大きな違いがあります。 家の一部の修理と一軒を立てるぐらいの違いがあるのです。 一軒の家とショッピングセンターを作るとの違い、 修理やさんと大工の親方の違いとも例えられます。
さて、問題の例です。
その人は日本で保険外の自由診療の治療で、多額を払って20本前後の数の歯を白くしてもらいました。 長年にわたって検診、クリーニングなどの簡単な治療を受けていましたし、今まで大した問題もなかったので治療費は最小限で済み安心していました。
そんな彼女がある年に思い切って決心をしたのですね。見える歯を全部を白くしたいと思ったのです。 費用は2百何十万l。
長年かかっていた歯科医なので信頼して任せました。 でも残念ながら気米してから調子が悪い事に気づきました。拝見するとやり直ししか方法がありませんでした。掛った歯科医に戻ってやり直しをすすめました。 当院ですると相当の費用が掛るからです。
でも彼女には日本に行く時間と費用の余裕がありません。
で注意する事は次です。
1.大金がかかる治療を受ける時にはこの国でも日本でも、ある程度の保障(注−2)をしてもらえるかを話し合ってください。 治療後のすぐ後のみでなく、何ヶ月後でも調子が悪い場合にはどうしてもらえるのかという様な将来の話を必ず行いなんらかの約束をするのです。
2.沢山の歯を作ってもらった場合には必ず歯を仮着という方法を用いてもらって下さい。 「仮着」とは出来た歯を軟らかいセメントで装着してもらうすべです。 つまり歯の試着をする事ですね。 軟らかいセメントでならいつでもその歯を外す事が出来るのです。 つまり、試着して其の後の何らかの問題があれば、はずして修理、修正が出来るという事なのです。 これは大事な事です。
3。上記の事を考えると、治療後じゃなく、治療前からその事を話しておく事が大事でしょう。 歯が出来上がり装着の時点で蚊着をしてもらえるのか、つまり試着をしてもらえるのかを歯科医に事前に確かめておく事も用心のひとつと考えましょう。
追:このブログは後日に気がつけば、より良い記事に書き換えます。 時折再確認してください。 なぜなら、より皆様に分かりやい説明を記載したと存じますから。 なにぶん居た足らない文章でもあるんので、出来るだけ後日に振り返って考えています。 後日に気づけば訂正じゃなく出来るだけの分かりやすい文章に修正をします。
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注ー1.保険治療でもまったく良く出来ていて最高水準の物もあります。 上手な先生、または余程良心的な先生もいらっしゃるのです。保険治療がいたらないとは限らないのですね。
注−2。この国では歯の保証は出来ません。この場合保障というより、何らかの問題がおこった場合に無料で面倒を見てもらえるかどうかというような約束事です。
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