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「神経治療が必要かもしれない。大きな虫歯です」という嘘。 東洋人歯科医。
JUGEMテーマ:健康
 又です。「神経治療が必要かもしれない」と言われた患者さんに関してです。 危うくぎりぎりの時点で私のブログを見て相談にいらしたの難をさけられました。
 拝見すると驚いた事になんて事もなかったのです。 汚れと一部が欠けたのみで治療の必要性もありませんでした。 そのままになんの処置も必要ではないのです。 全くあきれるどころ以上の嘘です。この歯の神経まで取る必要があるかもしれないと言ったのですから、、、。 なぜここまでの嘘が言えるのか信じがたいですが、そう言われたとの事でした。今回は例の女医のいる歯科医院で一緒に結託している東洋人男性歯科医(日本と中国以外)の診断でした。

 この男性歯科医の事は以前にも記載した事がありますが、これほどまでの事(大げさに患者を心配させ、大幅に域を超えた診断、治療)は以前には見られませんでした。 
 私の推測としては、このクリニック(今回は東洋人男性歯科医)は患者が減っているために、必死になって「必要で無い部分の治療まで治療が必要であると告げ、必要以上に費用のかかる種類の治療を押し付け」説得しようとしているように見受けられます。 
十分に注意をして下さい。
 
追:ちなみに、この患者さんの他にこの2週間で3人もの人達が同じクリニックでの治療、診断について相談にいらっしゃいました。皆さん治療を有る程度されてから疑問に思っていらしたのですが、同じようなパターン(必要のない治療を薦められている)が見られますので、意図的である事が推測されます。 日本語だといって盲目的に信じてはいけません。 ニューヨークという所は信じられない様な事があってニューヨークなのです。 日本人に想像できる範囲をずっと超えている域までの嘘をまかり通らせていますから。  

 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 10:49 | comments(0) | - |
シック・ケアとヘルス・ケアの違い(Sick care and Healthe care)
JUGEMテーマ:健康
 年始のテレビで、有識者(?)の今年の抱負というか、日本が今年はどういう姿勢を取るべきかというような質問に答えていました。
 3−4人の男性は政治や今後の日本の世界に向けた姿勢などに関していつもの様に、あいまい(ファジーなんて言葉は何処へ行ったののでしょう?)な発言でしかありませんでした。 しかし最後の人(女性)はやっと日本人の中にも本当の事を把握するだけでなく、其れを発言した事に嬉しく思いました。(注ー1)。  
彼女は「現在の日本はシック・ケアであって、ヘルス・ケアではない」と。
これは、まさに私が言いたかった事で、言いたい事です。

 この違いが解りますか? 
日本は治療に専念しています。 でも患者の病気が相当に発展してからの治療が重点しています。つまり、病気になった人、生活に支障を着たする程までになった人達を治療してあげる、助ける、努力するという態度、姿勢なのです。 これは病人を治療する、つまり、シック・ケアです。
 一方、この国(米国)のヘルス・ケアとは、日常生活に何らかの異常が起こる前に、医者はその兆しを発見する事が大事である、つまり、ヘルス(健康)をケアする。つまり、健康維持のために、一年に一回または2回と検査をしてつぼみを摘み取るという早期発見早期治療が施行されています(教育と常識のある人達はそれを実行)。 ですから、助かる人達が多いのです。

 たとえば、膵臓がんです。 日本では膵臓がんが見つかると、3−9ヶ月の寿命とされています。 
一方、この国のアップルのスティーブ・ジョッブは死ぬ6年前に治療を受け、5年間大丈夫だったのです。 そして6年目に再発、9ヵ月後にはこの世を去りました。 治療が良かったのではないのです。発見が早かったのです。 ヘルスに支障がある事を第一に見つけられたからです。 日本ではそれがなされてないので、膵臓がんは必ずといっていい程、一年以内に死にいたるのですね。 これがシック・ケアとヘルス・ケアの違いなのですね。 
 日本は愚民政策であり、人民に本当に実在する検査技能や治療法を人民には教えません。日本の健康保険の仕組み。政府の既存の施政の仕組みを守る事のほうが大事なのです。 

追:先日、ある知人の女性がこの国の保険が無いので、日本に帰国して人間ドックで診察してもらいました。 何も問題ないと言う事でしたが、帰国(帰米)後に胸にしこりがある事に気づきこちらで診察してもらうと、乳がんでした。 なんといったらいいのでしょうか? 日本の人間ドック、、、、信じられないです。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

注ー1:どなたかこの番組みてて覚えている人は連絡下さい。 メルアドです shunzo3@live.com
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 11:33 | comments(0) | - |
シーラントの害。
JUGEMテーマ:健康
 シーラントについての害に関しては過去に書いてきました。 ブログをカテゴリー(シーラント)で選択して読んでください。
さて、今回で出会ったシーラントには、あまりにも現実的に証明される事実でした。

 それは、9歳のお子さんの大臼歯にシーラントの一部が残っていたのですが(従来溝のある部域にわたるので十字型なのが、その四分の一だけが)疑問を感じると同時に、外れてしまっているの三分の一が無傷なのでこの残った部分は無用であると思い取り外しました。 なんと、そこの下には3ミリ近くの虫食いがありました。これがシーラントの害を証明する典型的なものでした。

 この9歳の男子の患者さんには乳歯の多くの虫食いが放置されていたので(最近まで日本で歯科医にかかっていたにかかわらず)その治療(処置)に集中していました。 でもふと気づいたのが6歳臼歯に残っていた(殆どがはがれていた)シーラントでした。 引っ掛けてはがすとすぐに剥がれました。するとその下には大きな虫食いがあったのです。
 緩んではずれてしまっていた部分には虫食いが起こらず、緩んだまま残っていた部分には虫食いが起こってしまっていたのです。 
 お分かりですか? シーラントの害が。 
 シーラントなんてやわらかいプラスチックです。 とても噛む力に耐えられません。
 余程の技術を用いて 其れも本当に適切な時期(6歳で生えたすぐ二のみ)にしない限り、有効ではないのです。 もうされてしまっているシーラントは何度もチェックして、少しでも緩んでいるならすぐさま剥がして貰うのが良いでしょう。
 以前にも書きましたが、シーラントを剥がしてみるとその半分は虫食いが起こっている事が証明されているのです(米国)。
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 11:33 | comments(0) | - |
既存の神経治療を再治療する時の、成功、不成功。
JUGEMテーマ:健康
 神経治療を15年ぐらい前にしたのですが、それがぶり返し腫れて膿が出たので歯科医に再治療を受け、一応納まりました。
といういきさつです。1−2週間後には又同じように膿が出て来て具合が悪くなり相談にいらっしゃった患者さんです。 私のことはブログで読まれたのでした。
 伺うと、その歯科医は2週間前に上手く行かないかもしれないので、その場合には「抜歯をしてインプラント、またはブリッジを薦めます」と言ったそうです。でも、もう一つ納得行かなくてニューヨークに旅行中に相談にいらっしゃったのです。 日本で私のブログを読んでいたので、旅行中に相談にいらっしゃったのです。 とても喜ばしく思いました。 私のブログが日本に居る日本人の役に立つという事はとってもうれしい事です。

 さて、これはよくある事ですね。日本の神経治療(本当は治療じゃなく除去でしかないのですが、、)は十分に、つまり完璧な仕事が出来ていない事が多く、後日(数年後、又は十数年後)に再発(痛みや、腫れ。膿がでる)する事が多いのです。 
 大概の場合、歯科医は再治療は成功率が少ないし、手間ががかるし、高い技術が必要で営業的にプラスにならないので、「根がもう駄目だとか、根が腐ってしまっているので抜歯しましょう」という事で抜歯されてしまうようです。 
 でも、今回の患者さんは疑問を持ち相談にいらっしゃったのですね。正しい判断です。なぜなら、抜歯は避けられるからです。

 日本の歯科医(医者も含めて)の悪い所ですね。 自分が出来ないと、自分より技術のある出来る歯科医や治療可能な大学を紹介する事をせずに、もう駄目ですからと言って抜歯しようとするのですね。 そうすると、ブリッジ、インプラントなどで営業が出来るからです。
 大学病院やもっと技術のある歯科医(専門的な知識や技術のある医師)に紹介すると、まず最小限の利潤になり、これでは開業医は利益を得られなく、博愛的(赤ひげ先生のような、、)な事をすると精神的には満足ゆきますが、金銭的には今の保険制度では成り立たないという状況からそうしてしまうのでしょうね。 で、歯科医は言います「駄目です、抜歯しかありません」と。 
 残念な事ですが、今の日本は営業目的が率先していて、貴方(患者さん)にとって一番最適な方法を考えてくれる歯科医や、医者がめったに居ないようです。 なせなら、患者のためを思えば思うほど、保険では利益が少なくなる仕組みになっているからです。
 では、今回の歯について本当の事を書きましょう。
まず、再治療は可能でしょう。成功率は100%かどうかはその歯科医にかかります。 とても時間と技術、又丁寧な配慮が必要とされます。健康保険上で治療を受けた場合には歯科医にとって、全く営利のない処方となり、慈善事業の様なものと成るでしょう。 よほど、貴方の事と心配して損を覚悟で治療を行ってくれる歯科医でないとそれまでしてくれる歯科医はいるのかどうか?というぎもんです。 他の治療や家族で沢山の治療費を払って来ていた場合などには、今回一度なら損を覚悟で当たってくれる歯科医もいるでしょう。また、治療費を保険外として取ればいいのでしょうか、この辺の事情は歯科医と日本の健康保険の兼ね合いというか、色んな規制があるので、患者さんに一番尽くそうとすると、保険制度を誤魔化さないとできないという、ジレンマに陥るようですね。 つまり、歯科医にとっては患者さんの事を思っても、税務署や厚生省からの調査の逢うと、困ったことになるのでしょう。 
 そおいう事なら、それほど時間、努力、技術がかかってなんの見返りもないのですから、普通の歯科医は成功しないかもしれない治療はやめて抜歯をすすめるでしょう。あらゆる可能性を確かめる方法と取る事によって自己利益はなし、技術がないとみなされる、大学病院でも成功品かもしれない、となると、なんの恩恵もない上に、評判まで悪くなってしまう事になりかねないのですね。 
 さて、ここで記載したいのは抜歯をしなくても良い方法です
 以下、それらの選択を書きますので、参考にして下さい。
1.再治療は大変技術と手間がかかります。 不可能な場合も有りますが、其れを何とかが我慢強く行えば可能なばあいもあります。 でも、時間と手間は倍以上かかる事もあります。 そんな事までしてくれる歯科医がいれば再治療は可能な事もおおいのです。
2.再治療がうまくゆかない場合には、根の先を切断するという方法があります。 エイピコ、歯根切断(?)というような日本名です。大概の歯科医には出来ませんが(米国では頻繁に専門医が行っています)日本では大学病院でしか、または極少数の歯科医しかできません。 歯科医は大学またはそれが出来る歯科医を紹介するべきです。 でも、抜歯してブリッジとか、インプラントしたら営業的にプラスになります。大学病院に紹介するのも面倒でもあり(又コネもないかもしれない)、そうすると何の利益にもなりませんから、抜歯を薦めるという歯科医が多いです。(注ー1)

3.この歯は奥歯(第一臼歯でした)。その場合根が二本あります。 悪いのはそのうちの一本ですから、歯を半分に切断して一本の根を抜き、残りの半分(もう一本の根)にクラウンを載せる事も出来ます。 二本足が一本足になるので、ちょっと不安ですが、それはクラウンを手前の歯にちょっと寄りかかるように作れば、7−10年持つでしょう。勿論、患者さんの使いかたにもよりますし、歯科医の技量にもよります。 でも可能です。

4.色んな歯科医や治療を受けても、最終的には駄目な場合(日本ではおおく、米国ではもうちょっと可能)には抜歯になりますね。 そうすると、ブリッジかインプラントです。 その場合にも気をつけて、先生にどのくらい持つのかを事前に聞いておく事が大事でしょう。 うやむやな先生には気をつける事ですね。






















 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 08:39 | comments(0) | - |
神経まで達していなくても神経治療が必要という歯科医(例のクリニックの小児科)
JUGEMテーマ:健康
 又ですね。今回も驚きました。未だ懲りないというか、自分勝手な治療(利益が何倍)を行おうとしている例の女医のいるクリニックの小児歯科医の診断です。

 患者(5歳)は痛みもないし、母親は子どもの虫食いがそんなに大きな問題ではないと思って診察してもらったら、その小児歯科医(受付の日本人)が言うには「虫食いは神経まで達してていなくても、神経治療が必要」と言われたです。
  
 疑問に思った母親は当院に来院されました。勿論神経治療は必要ではありませんでした(注ー1)
 さて、これは全く間違った判断(診断)です。 何時も記載していますが、神経治療が必要かどうかは、虫食いの部分を除去してみてやっと分かる事で、レントゲンのみで判断はできないのです。 という事はこれは意図的としか思えません。 米国人相手だと絶対に通じない論理です。
「神経にまで達していないけど、神経治療が必要」。 これは神経(歯の命)が死ぬ原因はありませんが、それに近いので死ななければなりません」といっている様なものです。 これを人の命と考えると、全く殺人とおなじとなりますね。
 
 日本人の教養をここまで無視しての理論には全く人を馬鹿にしている、嘘が通せれば通そう、としか考えられません。 
この歯科医(そしてその仲間でさる受付とかスタッフ)は誤診どころか、詭弁またはそれ以上の理不尽な理由を押し付けて神経治療が必要とつたえたのです。信じられないほどの強引さです。

 幸いにも疑問を持った患者さんは他院の意見も聞こうとレントゲンを要請したら、「数日後でしか用意できない」と言われました。 これもおかしな話です。レントゲンは検診した日に出来ているので、何処の歯科医でもすぐさま患者さんに渡す事が出来ます。リクエストした日にでも用意出来ます。 其れを「数日後でないと用意出来ない」というのはそのクリニックの故意出しかないといえるでしょう。簡単な理屈です。

とにかく、このお子さんは神経治療など必要なく、詰め物で済ませられ、治療費もやすく、そして一番大事なのは、神経を温存できた事によって事前に抜けるまで乳歯を保存できれば歯並びが悪くなる原因も回避できたのです。 
 私には、喜びでしかありません。 よかったです。

注ー1:患者さんの親御さんには本当に感謝されました。 歯科医として人に尽くせたことは大きな喜びです。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 18:26 | comments(0) | - |

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