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ブリッジとインプラントの寿命とは?
JUGEMテーマ:健康

 ブリッジの寿命は10年。インプラントは寿命なし(一生、永遠にと言う意味に取れます)というような宣伝文句をみましたので、間違いを指摘すると同時に御注意の必要性を指摘します。

 まず、ブリッジの寿命はその人の残っている歯(ブリッジに使う両側の歯)の状態と、先生の技術にかかることを知って下さい。 
10年と断言するような事はなされるべき事ではありません(特にこの国では断言、保障などをすると法律に引っかかります)。きつく言うなら許される事ではありません。他人の治療(作った物)の寿命を断定する結論をは出来ない事で、そのような認識は歯科学会では出されていませんので、個人歯科医がそのような事を断言するのは法律にはんします。
この歯科医はアメリカの常識や法律を熟知してないようです。
日本語のチラシ的新聞(フリーペーパー)上では何でも書ける事を知りましょう。 これが英語だったら当局からすぐに通報がきて、そういうような宣伝は規律違反だから撤回しなさいと伝えられます。
事実、ブリッジの寿命はその利用されている2本の歯(で3本の役割をしている)の健康状態とそのほかに一番決めてなのは歯科医の技術です。 当院で装着したブリッジのみでなく他院で装着された物にも10年以上、いえ20年以上、中には30年以上持っている物もあります。

 で、次はインプラントです。 寿命は無い。つまり永遠に持つというような宣伝です。これも間違いです法律にも触れます
理由は、インプラントの成功率は99%という所まで発展してきたのですが、それは5年間の寿命に関してです。 勿論一生持つ、つまり50年ぐらい持つ物もあるとも考えられ始めています。しかしながらなぜか3−5年でだめになる物もあり、それに対しての理由は分からないというのが事実でもあります。 
多くの場合はやり直しが出来ますから、もう一度すれば又歯が得られるので一生持つと言えるかもしれません。
しかし、落とし穴としてその場合に2度目の費用はとられるのでしょうか?という疑問、質問を考えてください。
こういう歯科医にかかってインプラントをしてもらった場合、いつまでもつのか?そしてそれまで持たなかった場合には無料でやり直してくれるのかを確認して置く事が大事でしょう。 それは事前に相手からの承諾を貰ってください。 事後に言っても何らかの理由を言い出せるのですから(注ー1)、事前に物事をはっきり書類に書いてもらう事が大事ですね


追: インプラントが一生もつというのは理想ですし、そうなる場合もあるでしょう。 しかし、そうならない場合の方が多いと思います。 で、もう一つ考えなければならないのはインプラントとはどの部分を意味しているかです。
インプラントは実際にはインプラント(歯の根に当たります)と其の上に装着する支台とクラウンがあるのですから、インプラントの寿命とはどの部分をさすのかを聞き分けておく必要がありますね。 インプラント(手術をしてできた根の代わりの部分)の上に載せている部分(装着)は普通のクラウンと同じですので、一生なんて持たないのです。 
 
          _________________________________
注ー1:インプラントがうまくゆかなかった場合に、歯科医が言える口実は色々あります。患者さんが歯軋りしている。インプラントは成功したが、其の上のクラウンを作った歯科医のクラウンのかみ合わせがわるい
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 11:00 | comments(1) | - |
外れた歯をつけてもらっただけで$700. 一年後にはまた外れました。
JUGEMテーマ:健康

 ある患者さんが一年前に左下の奥歯の白いアンレー(クラウン、冠、の4分の3ぐらいの物)が外れたので日本語の通じる歯科医に着けてもらいました。 歯科医は「これは又外れますよ」といって、再装着しただけで作り直しはしませんでした。

 
治療費は部分的診断料?(Limitted exam)が$200、治療費が$500と保険会社に申請されました。

保険の支払いは$200に対してはゼロ。

$500ドルの治療には$320の支払いが歯科医にありました。

詳細を見ると再治療してあるとの申請でした。

 
問題はこの患者さんが請求され金額にも問題がありました。

保険がおりない$200と$500−320=180の両方で$380だったのです。

たった15分ぐらいで元のアンレーをつけるだけで$700の申請。

個人負担が$380とは少し高すぎると不信を感じながらも仕方が無いと思い支払ってしまいました(注ー1)。
 お分かりですか、この歯科医のしている事が。全く保険詐欺をおこない、同時に患者を利用して不当な利益を得ている事が。
 
追−1: この患者さんについての問題はずっと以前から始まっていた事を付け加えます。数年前から何箇所の歯科医で治まらない問題が起きていたのです。それは、まず日系の女性歯科医に治療を受けている時に隣の歯も虫食いが有るといわれ彼女に従い治予定外の治療をうけました。すると痛みも無かった歯が痛みだしたのですが、其の女医は「貴方は痛みを感じやすい体質ですから」といったそうです。「神経治療が必要」と言われ治療をうけても痛みは止まりませんでした。神経専門医に行く様に言われそうしたのですが、それでも痛みは治まらなかったそうです。結局大学病院で神経治療を終了。その後、日本でクラウンを入れてもらって治療終了となったそうです。が、又この日本での歯科医クラウンにも問題ありで、全く可哀そうな事ばかりです。 
追ー2: 最初の歯科医は前回と同じ中近東系歯科医(ドクターMで日本語が通じる)です。 この歯科医は多額の治療費を患者の保険会社から不当に受け取っている事(前回記載)だけでなく、上記のような事までして患者から不当な金額を得ています。

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注ー1: 治療費の請求が来てもすぐに支払わなくてはならない事を知って下さい。 $3000ぐらいまでは支払わなくても歯科医にはどうする事も出来ません。なぜなら弁護士を使って患者を訴えるとしても費用が最低$5000ぐらいかかるからです。請求書の金額に疑問を感じた場合には絶対に支払いを拒否するか、理解が行くまで延して下さい。支払ってしまうと、相手の言い分を認めた事になります。支払わないままにしていても、それは「払わない」と言っているのではなく、支払いを延しているという主張で通じます。 疑問がある場合は絶対支払いをせず延ばす、一部のみ支払って残りは「後日に払う」などと言って、納得の行く説明をうけるまで、また分からないような説明しかない場合には当院またはアメリカ人に相談して下さい。面倒な事になってはどう処理をして良いか分からないという日本人の心理をうまくついて利用している事に気づいてください。。 絶対に面倒な事に巻き込まれるような事は無いのですよ。

| Shunzo Ozawa D.D.S. | 09:41 | comments(0) | - |

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