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虫歯ではなくても虫歯と言う歯科医。 例のクリニック。
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またです。 あきれた診断です。虫歯でない歯を虫歯といって治療しようとしていました。その例のクリニックで患者さんは2つの詰め物の下に虫食いがある。 その他にも小さなものがいくつかあるといわれたそうです。 例の東洋人歯科医が日本語名を掲げているクリニックです。
これは確信犯である事は当然ですね。 免停どころか、刑務所行きが当然でしょう。まったく腹がたちますね。多くの人が必要のない治療をされているにちがいありません。
だまされている日本人に隙があることもいけない、ともいえます。あまりに隙がありすぎるのですね。。

 
 この国では長い付き合いでも無い場合以外、良く知らない医者の言う事を盲目的に信じるのは危険です。 
特に自国人も来ない様な東洋人歯科医に行った場合は診断のみをうけ治療は受けないか、最小限にしておく事が大事でしょう。 自国人も来ないですから自国人からも信頼されていないという理由を考えて見て下さい。この人たちは盲目的に医者を信じる日本人を目当てにしてる事に気づいてください。

 さて、今回この患者さんがおかしいと思ったのは9年間のあいだに虫歯がなかったのですが、再渡米したさいに保険もあるので、検診のみなら近く(ハリソン)でも良いと思って行ったのです。
でも、上記のような事をいわれ「おかしいと思い」来院されたのです。
当院は少し地理的に通いにくいからつい近くにというのがその歯科医に向かった理由でした。 私がハリソンに3月ごろオープンすると聞いていたので待っていらっしゃったそうですが、子供の検診の事もあり、自分も検診とクリーニングぐらいなら良いだろうと想って診てもらったそうです。そして虫歯があるといわれおかしいと感じられたのでした。

 拝見すると虫歯は1本もありませんでした。 この方は9年前にも当院にいらしていたのですが、ほとんど治療はありませんでしたし、レントゲンを9年ぶりに見比べてみても、まったく違いはありませんでした。
それが、このハリソンのクリニックに行くと、詰め物の下に虫食いがあるのが2つあり、そのほかにも数本ちいさな虫歯が数本あるといわれたのです。

おわかりですか、日本人はいくらでもだませると言う事を知っている確信犯です。 許せませんね。 9月にはハリソンでオープンしますので、お待ちください。 
では、どんな時にもこのクリニックに行った場合は十分に気をつけて言われるままに治療を受ける事はしないようにしてください。 


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追: すみません、もう少しまってください。 諸問題が新しく起こり(相手側)9月まオープンがのびました。 出来れば8月中にしたいのですが、何分この国の事で弁護士に時間がかかるのです。
で、このクリニックが近いからといってで治療を受けても緊急以外のものは避けてください。 また、「隣の歯も悪いですからついでに治療しておきます」という常套手段を使う事にも気をつけて、隣は障らせないようにしてください。 一度に片側二本治療すると、かみ合わせが狂う事も多いですから、歯は一本づつするのが良いでしょう(クラウンの場合)
とにかく、虫歯なんて症状が無ければ2−3ヶ月放置しておいても99%大丈夫なのです。このクリニックで「今すぐ治療しないと大変な事になる」と脅された人が、信じずに3年放置していても大丈夫だった事もありました事を付け加えておきます。。 






 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 20:09 | comments(0) | - |
アメリカの保険の仕組み。 No.3 上手な使い方。
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さて、この国に来て診断をしてもらい、本当に至急に治療が必要な物を治療した後ですが、
残りの中にはやり直しをしておいたほうが良い物もあります。前回述べたように、日本の保険での治療には雑な物がおおく、この国の標準に合わない物も多いのです。 出来が悪い、古い、綻びかけている、などが理由です。

 そこで、保険には毎年に総額の限界があります(1500−3000)ので、計画を立てて毎年、1−2本強靭なものに事前に取り替えておく事が上手な歯の管理につながります。
 それには、まず第一に、半年毎の検診をして、出来の悪い物からほころびが進んでいるかを確認する事です。
  
 この国では例のバイト・ウイング・タイプのレントゲンで、虫食いの発生や、進行が半ミリ単位で発見できます。そんな物をまず取り除き(簡単な治療、詰め物で安いし80%カバー)、そして残った保険で毎年少づつ古い物を新しくて丈夫なものに取り替えてゆく事ができます。こういう考え方をして貴方の保険を上手に利用する方法を考えてくださる歯科医は良い方でしょう。最初から沢山の治療を進める歯科医は前回も書いたように、貴方の事より自己収入の方を先に考えているとしか言えないでしょう。

 歯科治療とは治療じゃありません。歯の一部がとけたり、腐ったりするだけです。
 1.新しい虫歯(いままで無傷であった面に出来た物)は早期発見し早く修理すると小さいのでその歯は長持ちします。保険のカバーも100%だったり、80%だったりしますので、自己負担がすくなく、また歯が長持ちちます。

 
 2.今までの治療(修理、修復)したものは、それは人工の技工物がつけてあって、歯の形に修復しているだけですので、必ず寿命があります。 どの技工物のどこかからかが緩みが発生します。その長持ちの期間は材料より、何よりも先生の知識と技術が一番長持ちに関係しています。 寿命が近くなった時(10−25年)には事前に計画を立てて新調すれば、又それだけ寿命が延びるのです。 はずれたり、いたみがで出から治療というのは事後治療であり、それは歯の寿命を短くします。 とにかく長い期間を展望できる歯科医を探洲事が大事ですね。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 06:01 | comments(0) | - |
アメリカの保険の仕組み。 #2  初めての場合。
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この国に来て初めて歯科医に行くと、あちこち沢山治療が必要と言われる事が多いです
特に、例の東洋人グループなど、先日2人が行くと2人共虫歯が10本もあると言われたそうです。 そのうちの一人を検査しましたら3本しかありませんでした。 残りは別段特にやりかえる必要の無い物ばかりでした。 これには訳があるので説明します。

.まず、日本の健康保険の治療がであるためやり直しが保険でとおるので「虫歯」といって薦める不埒な歯科医が多い事。 いくつかは実際にやりかえるべきの物があっても、他は一応もっているのならあわてて再治療しなくても良いのにそれも含めていかにも早急な治療が必要なようにいうのが手段ですね。 新しい虫くい、またはっきりとレントゲンに移っているもののみだと、大きなものが2−3本あっていいほうで、その他に小さなものが多くても5−6本もは無いでしょう。小さな物のみがいくつもある人もいますが、それらもあわてて治療する必要はありません。 歯は12歳で生えそろったものです。 あなたが30を過ぎていたら、さて指摘された虫歯は何年かかって出来た物でしょか?
又、虫くいが始まっているとしてもどの位の早さで進行するのかと考えてみてください。 虫歯はそんなに早く進行しないし、小さなものは途中で止まっているものもあるのです。

2.虫歯が10本あるなんて事はまずありません。 なせなら、そんなに増える前に1−2本は早いうちから出来ていたはずですから、痛みが出て気づく筈です。 10本も同じ時にできて同じように早急に治療が必要なんて事はまずありません。 10本もあると言われたら、そのうちの大半は雑な日本の保険の治療のやり直しを「虫が食っている、放置おくと大変な事になります」とか言っておどろかしているのです。 営業目的で口のうまい日本人受付や通訳がいるので気をつけて下さい

3.アメリカでは、神経治療の内容(薬)がレントゲンにきちんと写ってないと不十分な治療とみなされる事があります。写ってないと「神経がまだ残っている」、「治療が治療が十分でない」とみなして良いとされているのがマニュアル的な判断です。で、それを理由に再治療を薦めます。 
神経治療は良い営業手段なのです。 症状がない場合は、他院(出来るだけ日本人を相手にしていない歯科医)にも行って診てもらいましょう。 または放置して症状が出るまで待っても手遅れになる事はほとんどありません。 口車に乗らないようにして下さい。 日本ではレントゲンに写らない薬を使っている物が半分ぐらいあるのです。そんな場合治療は十分に満足なものもあるから再治療は必要ないのですね。 症状がない場合は日月をかけて(6ヵ月ごと)レントゲン上に変化があるか観察する事でやっと再治療が必要かどうかが分かるのです。その場で再治療が絶対必要と決める事は出来ないのです。

 とにかく、余り知らない歯科医で多くの治療を薦められたら、受ける前に評判の良い歯科医で再審査をしてもらって下さい。 一年に使える金額には限界もあるので、それを考えてくださる歯科医で、2−3年とかけて改善するのが一番効果的です。 一度に沢山の治療は控えてください

次回は、一応の治療が終わったらその後の計画と言うか上手な保険の使い方、上手に歯を長持ちさせる方法を書きます。


 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 19:41 | comments(1) | - |
アメリカの保険の仕組み、内容。
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日本人の中にはこの国の保険が日本と同じだと思っている人が多くいます。
でも、実際には大きな違いがあるので、今回はこの国の保険について記載します。

1)米国の保険は日本のように政府がしているもの(社会主義)ではなく、民間会社が利益を基本目的にしてるものです(資本主義)。つまり保険と言う名前のついている民間の商業で営業が目的です。ポリシーによって支払われる金額は違ってきますし、個々の治療によって降りる額(%)が違います。 簡単な詰め物は80−100%、高額なものは50%と言うものが多いです(注ー1)。

2)検診、レントゲン、クリーニングをカバーの主体としています、これらは100%またはそれに近い金額がおります。これは、保険会社のみでなく、社会全体が定期検査と早期発見、早期治療を具体的に現実化する事に役立っています。 早期発見で簡単な治療ですみ、治療費も少なく、カバー率も多い。そして一番大事な事は歯が長持ちするという具合です。(注ー2) 

3)支払われる金額は掛け金に比例します。一般に一流企業と呼ばれる会社の駐在員は、保険も割合に良いものが多いです。 しかし、時折まったく下りる金額が驚くほど少ない物もあります。 現地の小さな企業。レストラン、ヘアーサロン等の物に良く見られます。

4)年間に降りる金額に限界があります。つまり年間に$1500−3000ぐらいの物が日本の企業が多く用いています。
駐在員の場合は保険のカバーされなかった不足分までを会社が負担する事が多いのですが、年間の限界(Max)を超えてはいけなかったり、超えると援助額の率が少なくなるなどと、各会社で違います。総務の人に伺ってくだされば分かるでしょう。

 で、この国で歯を大事にする方法は以上の事実を考えると幾分かお分かりになると思いますが説明しましょう。
まず、検診のみをしてもらい、本当に治療の必要のある物を知る事です。 
その方法としては、
1.個別の治療の内容と費用を記載してもらい検討してみる。 あまり多額の様でしたら他院にもあたってみる。この場合レントゲンを最初の歯科医で貰う事ができますので、2軒目はそれほどの費用はかかりませんん。 
2.保険会社にどれほどのカバーがあるか歯科医院から問い合わせてもらう。2−3週間かかります。 これが一番具体的な金額を知る方法です。

 さて、痛みがある場合や、技工物(歯)が外れたりしたりして至急の治療が必要な場合はまっていられませんが、応急処置だけをしてもらう事をすすめます。
その後の治療計画を保険会社に問い合わせてもらうと一体いくらのカバーがされるのかを知る事ができます。 
保険があるからと安易に考え、歯科医の薦めるままに
治療を受ける続けるると、自己負担が思ってもいなかった程になってしまう事もあるでしょう。 悪質な歯科医は治療をどんどん進めようとしますので、気をつけて下さい。 治療の多くは待てる物が多い事を知って下さい(注ー3)

 日本人を相手にしている歯科医には一年の限界を超えても会社が負担してくれる事などを知っているので、どんどん治療をしようする強引で営業第一のクリニックが多いです。
 どこが良いか分からないので、とにかく日本語だから大丈夫などとかんがえ盲目的に相手のいう通りに物事を進めるのは危険です。保険があるから大丈夫だろうと安易に考えて言われるままに治療を受けると、自己負担がまったく多くなってしまう人もあるようです。患者の無知も原因ですが、そんな日本人を待ち構えているのも、日本人を受付に使っている外国人(韓国、米国)が多いですね。

 とにかく、歯科医には一度いってみて診断をしてもらい、幾らの費用がかかるかを教えてもらいましょう。 不埒な歯科医はあれもこれもすぐに治療が必要と貴方をあおります。 そんな時には、その歯科医の治療計画を記載してもらって、(1)保険会社に書面で問い合わせて貰い、(2)また他院にも相談するのが賢明です。

 では、次回は日本から着たばっかり、またこちらに着てから一度も歯科医にかかっていなかった人に問題が起こった場合を書きましょう。
 

              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注ー1.保険会に問い合わせても、%しか教えてくれない事が多いです。歯科医によって、また、治療内容によって金額がちがうので、パーセンテージだけを教えてもらっても実際に降りる金額は分からない事が多いので、気をつけましょう。 これについては後日かきます。
駐在の人は会社が分かっているので、あまり心配はないでしょう。 現地の人はきをつけてください。

注ー2.日本の保険は後期治療を主体としていますので、歯科医は初期のものにはてをつけようとしません。 驚いた事に早期発見の方法を保険では認めていません(何度も書いてきたバイト・ウイングと言うタイプのレントゲンでの検査)。 早期のものは点数が少ないのです。残念ながら、日本のシステムは患者にとって理想からかなりかけ離れています。

注ー3。虫食いは1ヶ月に1ミリも進みません。 歯科医は「出来るだけ早くしないといけません」などと脅すでしょうが、そういう歯科医にはきをつけましょう。


 
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 13:46 | comments(0) | - |

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