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割れる歯は殆どが神経のない歯です。 例外は稀。。
JUGEMテーマ:健康

 歯が割れてしまうと、ほとんどの場合が歯根(根の部分で歯茎より下の根の部分です)にまで至っていますので抜歯が殆どとなります。 歯を失います。
 前回(10-17-2012)記述したように神経のある歯が割れる事はめったに無いので、割れる可能性が100%(注ー1)になってしまう神経治療に至らない事が大事です。

 神経治療が必要と言われてもその必要が無い事もあるるのです(11-09-2012)。
盲目的に歯科医の言うとうりに従う事が良いかどうかも考え直してください。 良心的で技術のある歯科医なら神経治療は避けられるように出来る事が多いのです。
以前のブログも参照してください。
     

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注ー1:神経治療をしていない歯、つまり生きている歯が割れる事はめったにありませんので、神経が有る限り歯は一生保てます。 大事な認識ですから忘れないで下さい。

 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 14:49 | comments(0) | - |
日本から見学に来られる歯科医は歓迎しています。
JUGEMテーマ:健康

 日本の歯科医から見学を希望するメールが時折あります。 ブログを読んで下さって見学を希望をされるのです。 私はブログをニューーヨークの日本人を対象にして書いているつもりなのですが、日本の若い歯科医さんも読んで下さっているのですね。光栄です。
 見学はいつでも歓迎します。 私から何か学べる事があれば良いですね。私は隠す事は何もありませんし、もったいぶる事などはしません(注ー1)ので、なんでもお教えします。どなたでも何か勉強になれば良かれと思います。

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注ー1:先日いらした歯科医から日本の歯科界状態の一面を知り驚きました。それは日本では先輩や先生がなかなか技術や知識を教えてくれないとの事でした。上下関係が先にた立ち。其れなりの態度を示さないと教えてもらえないというのです。 これは全く日本全体、どんな業界においても同じ事なのではないでしょうか? 進歩を妨げていますね。



 
 


 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 16:55 | comments(0) | - |
また神経治療を薦められた人達。 でもそんな必要は無かったのです。
  ケースー1:「前歯二本に虫歯が有る」と言われ治療を受けた方です。
帰宅後に一本が痛みました。様子を見ても良くならないので歯科医に戻ると歯科医は詰め物に穴をあけ薬を入れました。その後も痛みが持続したので歯科医に訴えると神経治療。 その後、隣(2本目)の歯も浸みる事に気づき歯科医に訴えるとその歯も神経治療が必要を言われた。やっと疑問を感じ当院にいらっしゃいました。

 処置:2本目の歯の詰め物をすぐさまはずしました。神経の露出はありませんでしたので、即時痛み止めの薬を挿入。 痛みは数日で治まりました。神経治療は一応避けられました。ただ、今後神経が立ち直りきれない事もありますので、様子を見ます。50−50でしょう。

 当歯科医に対する疑問:痛くも無かった歯の虫食いを取り除き、詰め物をつめた(治療した)後に痛みが生じたのは歯科医のせいですね。歯は良くなっているべきであり、悪く(痛み)が出た理由は歯科医のした事出しかありません。歯科医の不手際です。その上、痛みをとめて神経を保護する処置をせずに即神経除去(治療)をしたのは手間を省いて営業成績を上げる方向に行っています。患者を一番に考えているとは思えません。

 ケース2:歯が痛むのである歯科グループに行って治療をうけた。虫食った部分を除去してもらった診断は神経治療とされた。納得が行かず、また歯科医の印象から判断し、セカンドオピニオンを求めて来院。

処置:仮の詰め物(セメント)を取り除くと神経の露出は有りませんでした(神経治療の必要なし)。 しばらく様子を見ているとほんのりと血液が生じていました(神経が露出すると血がでます)。 あまりにも微量なので、これは神経を保護できると判断。消毒後に其処を最適な薬(セメント)でカバーし、その他痛み止めを加えて様子を見ました。 痛みも浸みる事もなくなりました。

 当歯科医に対する疑問: 神経の露出がほぼ無かったといえる状態にかかわらず、神経治療が必要と診断をくだすのは間違いです。 なぜ、神経保護の処置をしなかったのでしょう?
営利目的、無知、などが考えられます。 ご用心を.

追:9−06−2012を参照した下さい。その以前にも何回も書いています。 神経治療のカテゴリーです。

| Shunzo Ozawa D.D.S. | 19:55 | comments(0) | - |
日本でも米国と同じような治療を受けたいと思う人達。
JUGEMテーマ:健康
 よく聞かれる事があります。『日本に帰ったらどうやって良い歯科医を見つけ良い治療が受けられるのでしょうか?』と。
    これは難しい問題となります。なぜならこの国で受けた治療は日本では保険外(自由診療とか自費)の治療と同じであるので、日本の保険では同じ治療は受けられないからです。
つまり同じ治療を受けたければ日本では保険外としての治療を受けなければならないというのが事実です。
 
貴方はある程度の費用を準備し、早期発見・早期治療を目標をして将来的な展望を見据える事が出来、それなりの計画をして下さる歯科医を見つけ無ければ同じ治療はえられないでしょう。又貴方は6ヶ月毎の検診を守る事が必要となります(注ー1)。 
自費でも治療は保険治療と比べると、何倍も高くつきます。
生涯という長い道のりの中で、生活の一環としての認識すれば、生活水準の向上と同じような結果が得られる事も確かです。 

 さて日本の保険
とは政府の行政の一環
であり歯科医をが安い報酬で(米国の3−4分の一ぐらいでしょうか)縛っている一律の制度です。報酬が低いので歯科医は手間と時間をかけません(注ー2)。数をこなす事に熱中しています。
 日本の保険制度現在の日本国民実質的な恩恵をもたらす様な仕組みの制度ではありません。 痛く悪い歯は治療せずに抜いてしまっていた1950年代に、政府が治療費を払えない人達(損頃は大方の国民)を中心に作られた物で、貧乏国であった日本に必要であった物です。先進国となった現在の日本の国民の必要とするものは全く違ったシステムなのです。 
 歯科医は政府から保険を取るように縛られ、その全く理屈に合わないような範囲と規制のなかで、お茶を濁すような治療ばかりしています。
日本の歯科医に「貴方は保険の治療を自分にしますか?」と聴くと、必ず「しません」との答えが返ってきますことから理解できるでしょう。

 日本では治療は患者が気づいてからします。なぜなら治療がないと検診療が出ないのです。患者が虫歯に気づいて来院してやっと検診料が出るので、普段、貴方が定期的に検診に行っても細かい検査はしません。なぜなら、虫歯が見つからなかったら収入ゼロだからです。よって日本の検査はざっとみるだけで、大きな問題となってしまった、明らかな物だけを治療し、小さな物を見逃しているのです。
 一方、この国では口の中の問題は患者じゃなく歯科医がその最小サイズ時点で見つける事に躍起となります。プロなのですから歯科医が事前に見つけなければ怠慢や見逃しとされてしまうからです。検診と治療後には次の6ヶ月間になにも起こってはならないのです。

 というわけですから、日本では定期的に検診にゆき自己負担でバイト・ウィングのレントゲンを撮ってもらい、問題の早期発見と早期治療を要望しましょう(注ー3)。

 
 日本で本当の事を知り、本当の事を話し合う事はなかなかしません。
難しい問題です、、、奥が深い、、難しい事情が、、、裏がある、、、などといってお茶をにごしています。
 歯科医の立場も考えてみましょう。ある程度の自費を覚悟し、歯科医と協力し合って出来る限り良い結果をもたらす事を考えあう事が必要でしょう。 貴方が良い歯科医で良い治療を受けたいと思おうのと同じに、歯科医も良い患者に良い治療をしたいと思っている筈でしょうから。 
ただ、一番の問題は歯科医の収入額と貴方の自己負担額の二つに大きく基づいている事を念頭に置きましょう。その上での良い関係です
そして、もう一つ大きな問題は保険治療の際の自己負担額と自費治療の額との差があまりにも大きく開いてしまって、埋められなくなっている事とそれを説明できない事ですね。
 患者は保険のこまかな内容の知識がなく当然安い保険で済まそうをします。
一方歯科医はその差の違いをキチンと説明する余裕も時間もないために、この矛盾した制度のままに進んでしまっています。誰も説明が出来なくなっているのが現状でしょう。
           

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注ー1.人によっては1年に一回でもよい方もいますが、クリーニングだけでも6ヶ月毎にしてもらって下さい。
注ー2.歯科医のつくる歯(治療と読んでいますが)は、家や建物と家具などと同じで、丈夫な物を作るには手間、時間と技術が必要になります。 報酬が少なければそれにかける時間は短くなり、手間もすくなくし、技術の投入もなくなります。でも、治療した事になるのです。
歯は作り物なのに、治療とは笑わされます。治療とは病気を治すことで歯は病気にならないのです。
注ー3.保険の治療が100%近くまで中心な歯科医にこんな事をお願いしてもそれが出来ないまたしない人もいるでしょう。 歯科医なら誰でも良いとは限らないでしょうから、歯科医の様子をみすえ、貴方が歯科医を選ぶの
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 08:42 | comments(0) | - |

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