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親知らずの抜歯でも痛みが出ない事はあります。
JUGEMテーマ:健康

親知らずの抜歯で痛みが無いなんて事はありえないと思われるでしょう。 でも又ありましたので、チョッと手前味噌ですが、記載します。 何人に一人は痛みがなく驚かれるようです。 理由は次です。

 1)抜歯の後の痛みは抜けた部分の骨の痛みです。 よって周りの骨を痛めなけらば痛めないだけ、痛みが少なくなります。 そして最小限の時には痛みが出ない事があるのです。 歯が緩むようにして抜く事が大事です。野菜を土を崩さないように抜き出す、というような感じです。

 2)根の形が二等辺三角形のように先細りの場合は、歯が出易いので傷が付きにくく、それだけ痛みが減ります。

 3)噛み合う歯の無い場合はその親知らずが伸び出しています。すると根まで露出して歯茎から出ています。 すると埋まっている根が短くなっていて、抜歯が簡単。 痛みも少なくなり、時には痛みがありません。

 4)そして一番大事なのは抜き方です。力任せじゃなくほぐすよう(英語ではTEASE)に緩ませると傷が出来なく、痛みが無かったり最小限なのです。

そして、麻酔は100%で麻痺が完全で無ければなりません。 少しでも痛みを感じる時には、それを伝えて対処してもらいましょう。 患者さんはわずかな痛みでも感じてはいけないのであって、歯科医は完ぺきな麻酔が出来なくてはなりません。 
この国では患者は我慢する必要が無い計らいが出来る歯科医が良い歯科医なのです。

 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 15:32 | comments(0) | - |
4歳の子供への麻酔注射が痛くない。 母親は驚いていらっしゃいます。
JUGEMテーマ:健康

 4歳の子供に痛みを感じない様に麻酔注射をしましたらお母さんが驚きます。 
「痛くないのですね。アメリカは違うのですね」と驚いたようにおっしゃります。

 私は、子供にも大人にもは痛みを感じさせない麻酔が出来ます(6−3−09)(6−5−09)。特に幼児の場合は特別に神経を使って何も感じさせないように麻酔をします。 
 大人の人にも 『痛くない注射は初めてです』 などと言われる事も多いです。 信じられないような事とも思われるでしょうが、出来る事です。
 
 私自身が誰よりも一番の怖がりです。 そんな私が患者さんに痛みを感じさせない事に集中して努力して来たのが成果を挙げているのかとも思います。 良く考えると急がないでちょっとした技術と時間をかける事によって可能になるのです。
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 17:09 | comments(0) | - |
レントゲンだけで神経治療と決め付ける歯科医、 その間違い。
JUGEMテーマ:健康

 大きな穴が開いて心配なので歯科医にいったらレントゲンを1枚撮っただけ、神経治療が必要と言われました、、、こんな経験はありませんか? その場合その歯科医ははまちがっているかもしれ無い事を書きます。
 
 それは、立方体である歯を平面写真でしかないレントゲンでで判断するのは、推測でしかないからです。 つまり、レントゲン写真に虫食い(腐食)部分が神経まで達しているように写っていても、それは(1)重なって写っているだけかも、(2)神経はまだばい菌に冒されているとは分らない、という理由が成り立つのです。 レントゲンだけでは早とちりとなる可能性が多いのです。 

 よって、本当に神経治療(神経の除去)が必要かどうか判断出来るのは、実際に麻酔をして腐っている部分(虫食い)を取り除いて目で見て神経の露出を確認してからなのです。 
 その上、露出が小範囲であれば消毒をしてカバーをすれば神経治療を避けられる事も多いのです。 つまり、レントゲン上で神経に達しているようにみえる、例え達していたとしても、まだ助かる可能性もある場合が多いと言う事です。 
 レントゲンだけで決め付ける事は無責任な判断とみなされます。 この国の歯科界の常識です(参照8−12−07)。
 
 一方、麻酔をして歯を削ってみなくても神経治療が必要と分る場合もある事も書き加えて置きます。
1.時々痛んでただけだったのが、もう止まらなくなってしまった。 
2.痛み止めがきかなくなった。
3.ズキン、ズキンと痛んで止まらない。
4.痛みは少し和らいできたけど、歯茎が腫れてきた。
というような症状です。 いずれも、痛みを感じ始めてからて相当の日数が経っているでしょう。

 ですから、痛みが出始めたら神経にさしかかっている、と判断。 時間の問題で神経までバイキンにおかされてしまいます。 早急に歯科医に見てもらい、上記の事を考慮に入れて歯科医を選んでください。

追: 噛み合わせがわるいだけでも、また歯軋りやその他の理由のみで神経治療が必要と勘違いするような痛みが生じる事があります。 そんな事を慎重に考えてくれる歯科医を選んでください。痛み止めで止まる痛みなら、まだ神経治療が必要とは限らないでしょう。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 17:14 | comments(0) | - |
「神経を抜かない」という試みは出来る限り行われている事です。
JUGEMテーマ:健康

   神経を取るという事は, 歯が「死んで(?)しまう」(注ー1) 「滋養が行かなくなり乾燥する」 「割れやすくなる」 「寿命が短くなる」 「色が茶色くなる」、と悪い事ばかりです。
 其の上「費用が何倍もかかる」となりますから、全く良い知らせではありません。

 神経治療をしてから、あえて良い事と言えば、「歯を抜かずに済んだ」事でしょう。 しかし、費用をかけたにかかわらず一生持つとは限らないのです。 いづれは抜く事になる場合が多いです(注ー2)。

 ですから、この国の歯科学界では大昔から出来るなら神経を抜かないようにと考え努力してきました。 様々な薬や技術を試してきました。 でもその成功率は一貫していませんでしたが最近になって以前より断然その成功率の高い方法が見つかりました。 選ばれた材料は。。。。 
1.Resin-reinforced glassionmer(レヂンの入ったグラス・アイオノマー・セメント)
2.Metabond(メタボンド)いう材料。 この材料を使って成功している例を見る事が多くなりました。
 
 日本人の一部で 「3M」 というものが推奨されていますが、それはただの3種の抗生物質の混合(Mはミックス)であり、この国では認められていないものです。 こういう抗生物質はこの国でも過去に何度も試されてきた物であり、新薬でもなく特に成功率の高い物とは認められてはいません。

 さて、今まで書いてきたトラブルの多くが、詰物をした後に痛みが生じ、それなら神経治療をしようとする歯科医の体に良い営業目的に尽きます。 これに乗せられると、神経のない歯になってしまうんですが、其の前に上記のような試みが試せる事も知ってください。
 
事前に何の危険性や痛みの可能性を言わずに詰物やクラウンを入れ、その後調子が悪かったり痛いと「神経です」などという歯科医がいれば逃げ出す事が一番ですね。 それぐらいの症状の場合はまず、そのつめものをはずし、痛み止めをいれるか、例え神経が出ていても上記の材料でまかなえる筈なのです。

 歯科医にもピンからキリまでです。 先生(?)つまりドクターであっても営業目的第一の人もいますし、本当に貴方の歯の事を考えてくださる人もいます。 ニューヨークという大都会ではハゲタカのような歯科医もいるカも知れないと考えても妥当でしょう。
純分にご注意をして下さい。後悔かんとかです。  では。 

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 注ー1.歯の髄を取り除く事なので、血管や神経の通っている内部の中心が空洞状態になり、滋養はもういかなく、よって切り取った木(乾燥が起こる)のようにも例えられ、「死んでいる」という表現を直喩(比喩)としての表現です。
 注ー2.ポストとクラウンが上手に出来れば20年以上持つし、もう一度繰り返せれば40年ぐらいでも持つでしょうけど、そうなっているとは限りません。 10年ぐらいで歯をなくしてしまう事があるのです。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 20:34 | comments(0) | - |
白い詰物で稼ごうとする歯科医は多く、トラブルの元でもあります。
JUGEMテーマ:健康

最近又,金属の詰物を白い物に代えられて痛みが出た人が多くいます。
歯科医の口車に乗せられて、無闇に金属を白いプラスチックに代えるのはかんがえものでしょう。

気をつけることは、次の質問を考える事ですね。
1)。白い物に代えて問題は起こらないか、と事前に質問をして歯科医の確約をとる。 具合が悪くなった場合には治療費を払い戻してもらうか、満足できるまでやり直してもらう。

2)。何年ぐらい持つものか(耐久力)を聞く。 それまでに具合が悪くなった場合には何らかの保障はあるのかどうか、を聞く。 余程技術に確信を持った歯科医でないかぎり、その答えは曖昧なものでしょう。 自分で判断してください。 経験や技術の違いのみならず、倫理、良心の違いが歯科医によってあります。。

 さて、その白い詰物はレヂンというプラスチックですが、この材料がいけないというわけでは有りません。 この材料は今までもずっと前歯に使われてきた物ですが、最近強さがずっと増したために奥歯においての使用にも耐えられると考えられるようになりました。

 喜んだのは歯科医。 いままでの銀の詰物を白い物に入れ替えれば又商売が出来る、、、保険の支払いもある、、、。 患者も喜ぶ、、、、と一挙両得と考えて飛びつく傾向がるのです

 しかし、ちょっとした味噌があります。 
プラスチックはプラスチックでしかありません。 奥歯の噛む力に耐えられるというのはどんな詰物でも大丈夫というわけではないのです。 比較的に細くて小さな物は大丈夫ですが、大きな金属をプラスチックで間に合わそうとするのは無理が出る事が多いです。
 また、化学薬品の使用がおおくて微妙に反応がおこるので、そうとうキチンとした処理をしなければ、上手く湯女ないのです。

とにかく、白い詰物(プラスチック)を奥の2本には入れる事を避けましょう。 貴方の歯科医はいれていますか? 多分入れていないでしょう。



 
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 07:31 | comments(0) | - |

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