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やはり、割れたのは6歳臼歯でした。 日本とアメリカの検査の違い。
JUGEMテーマ:健康

渡米後1ヶ月の人の歯が割れました。
伺うと、問題が起こらないようにと思い何度も日本で歯科医に検査をしてもらったそうです。
でも、一ヵ月後には詰物が外れただけでなく歯自体まで割れてしまったのです。
何とか持たせる事はできそうですが、この歯の寿命は短くなってしまいました。
やはり、この歯も6番目の一番大事な歯です。
 
これが、日本の多くの歯科医の検査の実情です。、予想が出来ないと言う低いレベルなのです。
こういうケースに思い当たる人も多いでしょう。 私は何度も見てきました。

日本なら患者さんの歯のせいにするか、「仕方が無い」で終わるのでしょう。
でもこの国では違います。
検診をしたなら、患者さんにはこの次の検診までこんな事は起こってはいけません。。
なぜなら、歯科医は検診によってこういう事を察知、予期出来なければならないからです。

歯は建築物です。 何時壊れるのかを解らなければなりません。
検査官の検査の後で家や橋が崩れてしまえば、それは検査官の責任でしょう。

治療が後手に廻っている日本と違い、この国では予測、予防を重大と考え、それも歯科医の責任となっています。

国の水準の違いといいますか、日本はまだまだのようですね。




 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 13:21 | comments(0) | - |
6番目(奥から2番目)の歯の詰物を入れ替えられて、痛みが出る。
JUGEMテーマ:健康

6番目の歯は一番良く噛む歯です
下手な治療をされて痛みが出る人が最近多くあるので、御注意を。

この歯は6歳頃にはえる奥歯です。一番古い歯なのです
古いという事は、これまでに何度も治療されてしまっている事が多いのではないでしょうか?
この歯は一番大事ですので、すでに何度も治療されていたのなら今後の扱いには特に注意を払ってもらう必要があるでしょう。 何度も治療を続ける事は不可能です。 説明します。

皆さんは歯はどれも同じだと思っている方が多いようですが違います。
4本の奥歯(片側)の奥から2つは大きくて重荷が多いです。 奥から3番目と4番目の2本とは全く違う役割をし、かかる圧力も違うのです。

奥から2番目の6歳臼歯は大変大きな役割を持っています
失くす事になるとその後の治療がブリッジかインプラントとなってしまいます。 
どちらかというと、ブリッジが今までのところでは多く作られてきました。
 
ブリッジは無くした歯の前後の歯を利用して作るので、普通以上の負担をかける事になります。 そのブリッジのどちらかの歯を、近い将来に無くす事になるという事も十分に考えられるのです。
つまり、一本の問題が3本の問題、そしてその後はモット大きな問題と広がってゆくという事に気付いてください。
というわけで、この歯を大事にする事を考えたいのです。

治療を受ける際にはどの歯なのかを確認するぐらいの注意と、その歯の前後の歯に関しての事ぐらいは考えて見て下さい。


追:英語ですが、ちょっとした格言のようなものをこの国の小説で読んだ事をおもいだしました。 それは、、、、
Don't see but look, don't hear but listen. 意識をして感知してください、確認しましょう。

追の追: 歯科のブログは読者が少しずつ増えているので、うれしく思っています。
出来れば ozawany のブログも読んでください。 
日本の歯科治療の評価や批判に興味が有るのでしたら、日本の社会構造や文化、習慣の批評にも耳を傾けていただければと存じます。 同じような事でもあるのです。 健康保険の仕組みから出る誤解や間違いがあります。 日本の社会の他の間違いや思い違いも同じように観察出来るのです。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 20:28 | comments(0) | - |
だめになって抜く歯は全て奥歯。 なぜでしょう?
JUGEMテーマ:健康
 
だめになって抜く歯のほとんどが奥歯といっていいでしょう

最初に抜かれる歯は大概が6番目の大臼歯です。 
なぜそうなのでしょう? 説明します。

まず、6番目の歯が一番古い事と、一番よく使われる事が大きな理由です。
6歳頃に一番最初の歯として前歯と一緒の頃にはえるので、一番古いと言う事です。
一番最初に虫が食う事になります。
又、この歯でかむ事が一番多いのですが、その耐久力の大事さと将来に関しての配慮が見逃されがちなのも理由の一つです。

一番良く使われるのですから安物ではダメな事が多いです。 
再度虫が食う事も多いのです(注ー1)。 
初めての治療をした以後も、検査や注意が必要です。 

虫歯の発見が遅れると、神経にまで達してしまいます。 そうなると後は決まりきったコースをたどる事が多く、寿命が短くなるのです。 
10代の頃の事ですから、この時代には十分な注意(検診)によって長期的な展望とケアが大きな鍵を握る事になるのです。

もしも、うっかりしていて神経を取るような事になれば、後は決まりきったコースをたどる事になるので、その時には費用を惜しまずに丈夫な治療を考えるべきでしょう。

歯の治療には安い物でも良い時もあり、そうでない時もあります。
虫歯のサイズや時期にもよるのですが、歯科医の判断が大事です。
大きさ、年齢、歯の質などを考えて、その歯の将来まで見通せる知識が決め手となるでしょう。
なかなか難しいい判断なのですが、同じ患者さんを長く診ていると適時のタイミングが判ります。

適時に長持ちする治療をすれば歯は一生もつでしょう(注ー2)。

追:歯の数ですが片側7本 奥歯は4本ですが、奥の2本が大きくて大事なのです。
奥歯でのみ食事ができるのです。

                  −−−−−−−−−−−−−−
注ー1. 同じ歯は約三箇所虫が食う場所があるので、一度目の後にも2回虫が食う可能性があります。 そして、同じ場所も再度起こりえます。
注ー2. 3ヶ所を最小限の削り方でカバーしてしまえば虫は食わなくなります。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 14:47 | comments(0) | - |
歯磨き神話。 実益がそれほどに無い時代遅れの観念。
JUGEMテーマ:健康

日本では歯磨きは神話のように語られます。

歯磨きをすればちゃんと義務を果しているので虫歯は出来ない、というような観念です。
そして、虫歯ができればそれは歯磨きが足らないからという単純な観念がこびりついてしまっているのではないでしょうか?

虫歯ができると、歯磨きを指導までして貰わなければならないとも考えるのです。
とにかく、スローガンというか、念仏というか、歯磨き、歯磨きとうるさく聞こえるばかりで、とにかく歯みがき頼りしかないみたいです。
で、実が無いのです。 

この国ではもう歯ブラシでは不十分だという事が常識になっていますので、この際考え方を改める事を考えてください。

きづくのは簡単です、手始めに奥から2本の歯をよく見てください。 大きくて幅が広いです。。 
1センチぐらいの幅の間を歯ブラシで掃除はできません。 歯ブラシでは不可能な事が明白です。
他の方法も取り入れる事を考えましょう(注ー1)。

追: この2本の奥歯が一番虫が食いやすい事と大事な事は書いてきました。 以前のブログを参照してください。
 
注ー1。 口腔衛生については何度も書いてきました。 フロス、ウォーターピック、超音波の歯ブラシ、食後のすすぎ、など、、、、。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 14:42 | comments(0) | - |
神経治療が無い歯はずっと持つ、という事を考えましょう。
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神経治療をしなければ、歯はずっと生きつづけ、失う事はないのです。

神経治療というのは、神経を治療するのではなく神経のある歯の髄を取り除いてしまう事です。 
よって歯は内側から栄養を受ける事が出来なくなり、その歯は死んでいる事になります。
木にたとえると、死んで栄養が来ない物。 爪に例えると、延びた部分です。栄養が行かないので乾燥します。 歯も同じ事です。

神経(歯髄)が無くなるとどんなに補強しても限りがあります。 一生持たせることは非常に難しくなります。無くす歯の殆どが、すでに神経を抜いてある歯である理由が解るでしょう。

一方、神経のある歯は何時までも生き続けます。ずっと持つのです
ですから、あらゆる方法を考えて神経を抜く羽目にならないようにする事が丈夫な歯を持ち続ける事に繋がります。

さて、その手段ですが色々あります。
1.この国では、小さな虫食いと見つける手段を用いるので検診が最も重要です。 キチンと定期的な検診を繰り返していれば、神経治療は未然に防げるので、亡くなります。 定期健診をしているのに神経治療が出るような歯科医は変えた方が良いでしょう。
2.白い色にこだわらず、長持ちを主体に考えての治療をしてもらう。
3.外れたり、痛くなったりする前に同じ大きさ又はほぼ同じ大きさの物で長持ちする物代えてもらう。 一つ一つの詰物の古さを知っておく事。 
4.歯科医の人物をよく見て、貴方の歯の将来への展望を見極めてくれるかを話しながら観察する。
5.歯科医は最初からそれほど頭が良いわけではありませんから貴方も知識を増やし、知識を持てば持つ程、歯科医も考えを深めざるを得なくなり慎重になるでしょう。
6.歯並びや口腔衛生の改善に努める。歯槽膿漏の予防になります。 

とにかく、神経治療が起こらない事を心配してくれる歯科医を見つけましょう。
神経治療は歯科医にとって良い営業。 貴方にとっては大きな損失です。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 16:10 | comments(0) | - |
又、神経治療が2本も必要といわれた人が、そうではありませんでした。
JUGEMテーマ:健康

相変わらずの神経治療に関してのトラブル?、、、でした。
神経治療は必要では無かったのです。 誤診の上、ある虫歯をその場で治療されました。

要らぬ神経治療を勧められた上、無用であったかもしれない虫歯の治療をされた事は被害ともいえるでしょう。 そして、2本目は金属を白いプラスチックにかえられ、その後に痛みがあるのですから。

検診の際に、即座に治療をしようとする歯科医には注意をする事も大事でしょう。 
貴方の時間の節約になるという意識を利用して治療を促すのは常套手段でもあります。
歯科医が検診のためにリザーブするの時間は限られています。 
詰め物をする時間があるのは暇な歯科医か、虫歯の多い日本人に焦点をあてて最初から何らかの治療をする事を見込んでいるのかもしれません。
 
さて、神経治療が必要とされた2本の詳細は次です。
まず根の先に黒い影があると言う理由だけで(例のごとくです)、神経治療が必要と判断されました。 症状さえもない歯を2本もです。 本当に必要な場合には何らかの症状があるでしょう。
症状が無い場合はレントゲンは角度を変えて再撮影をして確認するべきでしょう。
その結果、なんともありませんでした(注ー1)。 黒い影(それも極小さな物)は根から離れていた物なので、神経とは関係がなかったのです。
もう一本の歯には黒い影さえもありませんでした。 歯の色が少し他より黄色いというだけで、そう判断されていたのです。 2本とも誤診といえるでしょう。 

そして痛くなってしまった歯は、既存の詰物の下に虫が食っているという事で金属の詰物をはずされ、白いプラスチックに変えられてから痛みがでてきたのです(注ー2)。
痛くなかった歯が治療後に痛くなるのは歯科医の不手際でしょう。 
例のごとく(以前のプログ参照)歯科医が勝手に白い物で済ましています。材料に関する説明や選択は教えてもらっていません。

さて、事前のレントゲン・コピーを見てみると、2箇所の虫食いのどちらにも疑問を持ちました。
一つ目は疑いたくなるほど小さな物としか見えませんでした。 早とちりかもしれません。 
二つ目は虫食いと同じように写る日本のセメント(注ー3)です。 虫歯ではないので誤診です。

 
全く困った物です。 この歯科医は手当たりばったり何でもいいから理由を見つけて治療をすすめています。 影、色、、、と、、、、何らかを見つけて治療を正当化しようとする意図が見え見栄です。 誤診かもという謙虚さをもって慎重に対する計らいが無いのでしょう。 

日本人を相手にする多くの歯科医には程度が低いのです。
さらに日本人の性格や費用の会社援助の事などを知り尽くしていているので、何にでも手をつけようとする気配が感じられます。
一般のアメリカの歯科医にはみられないいい加減さです。

歯科医が通訳まで雇って日本人をみる理由の一つはその歯科医がこの国の患者に通用しないからじゃないでしょうか? 通用するなら通訳を雇う必要も無いのですから。

注意としては検診をした後、治療を待ってもらい、日本人の来ない歯科医、日本語での宣伝をしていない歯科医に当たってみる事でしょう。 目をみはるような発見があるかもしれませんよ。 
レントゲンは借りられますから、再検査の費用は最小限ですみ、治療費お最大のセーブが出来る事になるがも知れないのです。
サード・オピニオンまでも必要と考えても考えすぎではありませんでしょう。


追:早く日本人がこの都市(NY近辺)の怖さというか、厳しさを察知してくれることを願います。
被害は後を絶ちません。 このブログを始めた理由です。 日本人を相手にする歯科医が増えたとともに非常識な被害が増えてきました。 

             −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
注ー1.レントゲンは立体写真じゃないので、疑問があるときには角度を変えて再確認の撮影が必要なのですが、そこまではしない歯科医は多いです。 
注ー2.白いプラスチックの事は何度も書きました。最近の物は3−25日をよんでください。 奥の2本はできれば避けてください。 特に一番奥は。
注ー3.アメリカではセメントはセメントとして写らなければならないようになってますが、日本ではそうでないので、この国の歯科医には誤解をされるキライがあります。 気をつけてみればわかるのですが、、、。






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| Shunzo Ozawa D.D.S. | 21:12 | comments(0) | - |
大人になって奥歯の数本しか虫歯治療が無い人はもう虫歯は出来ないでしょう。
JUGEMテーマ:健康

30前後の人の中には奥歯を数本しか治療して無い人がいます。
奥歯の2本ぐらい(前後左右で8本)を20歳前後に治療しただけで終わっているのです。

こういう体質の人は少数といえますが、意外と沢山みかけます。 
本人は虫歯が時折出来ると思っているのですが、それは既存の詰物がゆるんだりせいで、新しいものではない事にきづいていません。 詰物がはずれるので同じ歯ばかりを治療されいるのです。

こういうタイプの人は、奥歯の既存の詰物を長持するものに代えることによってこれから20年以上でも治療から開放される事が可能です。 お金を惜しまずに計画をたてて1本づつ高額でもあるかもしれませんが、良いもの代えてゆけば虫歯はなくなる事になります。

日本なら健康保険を使わずに自費で毎年1本づつ計画すればよいでしょう。 将来を考えると大きな利益をもたらしてくれるでしょう。

注意:1.神経治療をさせない事。 2.なるべく金のアンレーやクラウンをすすめる歯科医を選ぶ。 3.白い瀬戸物のクラウンを入れる時には1番奥の歯だけは避けましょう。 




。 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 22:53 | comments(0) | - |
日本で虫歯が8つもあるといわれた。 でも実際は2つしかありませんでした。
JUGEMテーマ:健康

日本で虫歯がいくつもあるといわれたままに治療をせずにNYに来た人がいました。 
診てみると、虫歯は2つしかありませんでした。
なぜ診断が違うのでしょう?

理由はいくつも考えられますが、それとは別にひとつ気になった事がありました。
それはこの歯科医がコンピュータのプリント・アウトでいかにも細やかに親切にみえる説明と図解までしていた事がきになったのです。
良く見ると図はいい加減んで、説明も要らない事に多く集中していて、肝心の虫歯の場所は間違いだらけのみか、無益な再治療までありました。

今の日本を現わしているかもしれません。 
一見親切、説明豊かて丁寧。
患者はなにも解りませんから、訳のわからないプリント・アウトを丁寧で親切と受け取り、信用してしまうでしょう。
でも、実が無いのですね。

不況の近頃、保険制度のなかで利益を出そうと、不必要なまでの親切さを強調し、不必要な再治療までして歯の数を増やし、点数を上げるという苦肉の策が見えたといえるでしょう。

不況になると、何とか利益を上げようと躍起になるのは日本だけじゃなこの国でも見られる傾向ですので(3−25のブログを参照) 、気をつけましょう。



 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 15:05 | comments(0) | - |
歯にヒビ(crack)がはいっている、と言ういい加減な診断。
JUGEMテーマ:健康

歯にヒビが入っていると言われて神経治療をされた人が多くいますが誤診がほとんどです。
虫が食っていない時に痛みがあっても、ヒビが入っていると決めつけるのは早合点です。

歯科大にいた頃から疑問に思っていました。
患者さんが激痛を訴えてきた時に、虫食いが見つからないと「ヒビが入って神経を冒しているに違いない」と言ういい加減な理屈をいう教師が何人もいたのです。
 
他に理由が見つからないというだけで、ヒビだと決め付ける事は理屈に会いません。
こういうへ理屈がそのまま開業医の間でまかり通っている事が多いのです。
つまり、他に理由が思い当たらない、、、、痛いから神経だ、、、神経がなくなれば痛みは止まるという理屈で、誤診であるとは思わずに利益の出る治療方法を選ぶという無神経で無能な歯科医のする事です。

本当にヒビが入っている場合の症状は激痛やコンスタントな痛みではなく噛んだ時のみに鋭い痛みがでる、と言う症状です。
歯科医に言われても盲目的に信用しないで、しばらく我慢してみるか他をあたりましょう。
診断はいつも正しいとは限らないのです

自然解消する場合も多くあるでしょう。 
大概はかみ合わせから来ているのですが、解らない歯科医は多いです。
解らない、ヒビの可能性もあるけど見えないのでそうとは言い切れない、といってくれる歯科医のほうが良心的でもある事にきづきましょう。
ヒビは見えないと入っているとは言えません(注ー1)。

追: ヒビが入っていればそれは止まらずに進行してやがて歯は割れてしまいます。
つまり、神経治療後に歯が割れずにそのままなら、ヒビははいっていなかった事の証明になります。
追: ヒビが入っているといわれたら、そのヒビ割れを見せてもらってください。 見せられないのなら、信用しないほうがいいでしょう。

注ー1.表のエナメル質だけが小さなヒビ割れをする事はあります。 歯が割れてしまう事にはなりません。 エナメル質がやがてかけるだけですから心配ないでしょう。 その場で神経をとる必要はありません。 中身(象牙質)まで割れて、歯全体が割れる心配もありません。 間違えないようにしましょう。 
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 14:23 | comments(0) | - |
アメリカでもある2つの治療。 なぜ?  3−20の続き。
JUGEMテーマ:健康
現在は白い歯が普及して、非常にポピュラーになっています。
患者さんが白い歯に喜ぶので、歯科医は患者に無闇に白い歯を薦める事によって営業しようとする傾向があるのです。
でも、歯科医は自分の歯にもそうするかと言うとそうではない事が分ります。 歯科医の口の中には金属が以外と多くあるのです。
 
その理由は患者さんには白い歯を入れる方が 1.説得する努力や時間が省けるし、2.患者さんが喜んでうけいれる、、、、からです。
というわけでアメリカにも2つの違う治療がある事になります(注ー1)。 

さて、場合によっては白い物の方が良い事もあります(注ー2) 
ところが絶対に金属のほうが良い場合(注ー3)もあるので、次のような事を考慮にいれて考えてみて下さい。

1.歯科医の口の中を見せてもらいましょう。 そしてなぜ金が入っているのかを聞きましょう。
2.無闇に白い歯を入れようとする歯科医には気をつけ、必ずその材質を選ぶ理由を聞きましょう。 時間を割いて選択肢を説明してくれる歯科医のほうが貴方の事を考えているでしょう。
3.一番奥の歯は金属を選ぶ事を真剣に考えてください(注ー4)
4.長期においての影響が有るか無いかを説明してもらう。

追:クラウンに関しては金属とセラミックの他に第三の選択がありますが、あまり知られてませんしあまり普及してません。 それは、外側だけが白くて、かみ合う部分だけを金属で作る方法です。 ツートーンです。 技術的に少し難しくなるのですが、上手な歯科医はそれを考えてくれるでしょう。 金属と白いセラミックが折り合ったもので非常に有効で、私の歯は全てそうなってます。
 
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
注ー1.日本は保険治療と歯科医自身の治療の違い。
注ー2.反対側がすでにセラミックの場合はセラミックが正しい選択です。セラミック同士だと磨耗しないのです。3−13−10のブログも参照してください。
注ー3.奥歯の多くは磨耗が激しいので、金属のほうが良いのです。
注ー4.注ー1と同じでかみ合う側が既にセラミックの場合はセラミックがよいのです。 でも、それ以外の場合は金属が一番です。 一番奥は踵と同じで、磨り減りやすいのです。
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 20:05 | comments(0) | - |

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