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親知らずが押して、前歯の歯並びをわるくすると言う間違い。
2009.08.30 Sunday | category:親知らず
JUGEMテーマ:健
誰もが聞いたような話ではないでしょうか?
親知らずが前の歯を押しているから、痛くなった、又歯並びが悪くなった、、、、と言う様な説明をです。
どっこい、違ってました。
30数年以上も前に 『親知らずがその前の歯を押すのだ』と言うことを歯科大で聞かされた時から、わたしは信じる事が出来ませんでした。
まず、なぜたった1本の歯がその前にある、7本もの歯を動かすことが出来るのでしょう?そんな事が出来るわけが無い、、、と言うのが私の持論でした。
親知らずは奇形が多いですし、その前の位置にある歯より小さく、また強くはありません。 この事をとっても、そういう弱い歯が強い歯を何本も押す事ができるなんて、全く理解に苦しみ、信じる事も出来ませんでした。
で、やっと2年前に矯正学会が発表しました。 何十年に渡って言って来た事をくつがえしたのです。
『親知らずは他の歯を押す事はない』 と。
日本ではまだ、この発表が浸透してないと思います。 いまだに同じことを言っている人たちがいるにちがいないですから、考え直してください。
追: 親知らずが押してるから、その前の歯が痛くなったという人がいます。 それは親知らずの前の歯ではなく親知らずの痛みがその前の歯の様に感じるだけということがほとんどです。
誰もが聞いたような話ではないでしょうか?
親知らずが前の歯を押しているから、痛くなった、又歯並びが悪くなった、、、、と言う様な説明をです。
どっこい、違ってました。
30数年以上も前に 『親知らずがその前の歯を押すのだ』と言うことを歯科大で聞かされた時から、わたしは信じる事が出来ませんでした。
まず、なぜたった1本の歯がその前にある、7本もの歯を動かすことが出来るのでしょう?そんな事が出来るわけが無い、、、と言うのが私の持論でした。
親知らずは奇形が多いですし、その前の位置にある歯より小さく、また強くはありません。 この事をとっても、そういう弱い歯が強い歯を何本も押す事ができるなんて、全く理解に苦しみ、信じる事も出来ませんでした。
で、やっと2年前に矯正学会が発表しました。 何十年に渡って言って来た事をくつがえしたのです。
『親知らずは他の歯を押す事はない』 と。
日本ではまだ、この発表が浸透してないと思います。 いまだに同じことを言っている人たちがいるにちがいないですから、考え直してください。
追: 親知らずが押してるから、その前の歯が痛くなったという人がいます。 それは親知らずの前の歯ではなく親知らずの痛みがその前の歯の様に感じるだけということがほとんどです。
検診が半年後なら大きな問題は起こってない筈です。
2009.08.25 Tuesday | category:-
JUGEMテーマ:健康
半年ごとの検診と言う物の理解の仕方を説明する必要があります(この国でのみ)。 それは、、、。この国でしっかりした歯科医は小さな虫食いを見つける事に細心の注意を払っています。
成人の場合、目に見える所より目に見えない所からの虫食いのほうが多いのですから、はっきりと虫食いの発生を見つけられる、また疑わしい物はそれの6ヶ月の間での変化が観察出来るようなレントゲンを撮ります(バイト・ウィングといいます)。
日本とちがうところです(この点については、何度も書いてきましたので、過去のブロぐを参照してください)。
ですから、新しい虫食いは半年の検診では小さなものでしかない筈なのです。
もしも、大きな虫歯が見つかった場合は半年前のレントゲン検査の際の見逃しでしょう。
歯科医はその見逃しの責任を追及されてもしかたがありません。 アメリカ人なら必ずどうしてそんなに大きくなったのかと疑問をもち、質問するでしょう。
半年の検診の結果に注目してください。
日本では放置されがちな小さな、1ミリぐらいな物でもこの国の基準できちんと対処をしないと責任問題となります。
虫食いは時間とともに大きく広がり、止まる事はめったにありません。
小さいうちに発見する事が一番であり、それに対処する事が歯の損失を最小限に抑えられ、よって歯の寿命を延ばす事につながります。
追: 例外として、歯の溝の一部が少し黒っぽくなったまま、進行しない物もあります。 30も過ぎた人でほとんど虫歯のない人には、そんな汚れがおおいですね。 やたらと手をつけようとするのは間違いでしょう。 前回のブロぐがその例でした。
むちゃくちゃな診断。 何々会の会長。
2009.08.24 Monday | category:-
JUGEMテーマ:健康
驚きました。 患者さんも驚いていました。それは、私が『虫歯はないです』、、、と診断して言った時です。
患者さんは驚いて、『本当に虫歯がないのですか?』、、、とたずねてきました。
詳しく伺うと、この患者さんは虫歯が13本あるとよその歯科医でいわれたからでした。
こんな診断をした歯科医は問題ありです。 詳しく伺うと、何とある会の会長をやっている人でした。 勿論、この歯科医には過去に何度も疑問を感じさせられていましたが、こんな誤診までするとは。 そしてその人が会長をしているとは、全く何を信じていいのか、、、という事になりますね。
やはり、歯科は肩書きではなく、腕と良心と知識と常識が大事です。
この患者さんは賢くて立派でした。 先生の言う事を鵜呑みにせず、自分で一度日本に帰国した際に検査してもらっていたのです。 そして、しばらくして当院にいらしてもう一度確認されたのです。
何度も書いてきました。 でももう一度言います。
日系の歯科医での診断には鵜呑みにせずに何らかの形で確認をとった方がよい事が多くあります。 だれもがそうではないですが、とかく検査のいい加減な輩、腕がいい加減、そのうえ確信犯までいるというのが現状ですから。
改めて、ご注意を!
無料検診、何々デー、などの検診は頼りにならない。
2009.08.19 Wednesday | category:検診
JUGEMテーマ:健康
時折、歯科の何とかデーとかで、歯科医が出向いて無料検診をしている事があります。とっても良い事で、又便利だとも思われがちですが、こういう事はこの国の歯科医はしてない事に気づきましょう。
なぜかというと、口の中を見るだけでは虫歯の早期発見は出来ないからです。 どちらかというと、後期発見、つまり手遅れに近いものが発見できるので、長い間歯を放置されている子供たちの親をたしなめるぐらいの役にしか立たなく、とかく目で直接には見えない物がすべて見逃されてしまいます。
虫歯の検診としてこの国では認められなく、日本人社会以外は行われてはいません。 おこなわれていたとしても、それはスクリーニングという物でしかなく、十分な、安心できる検診とはされてないでしょう。
レントゲンなしの検診では歯間部、歯と歯の間の検査ができませんし、その下の永久歯の育ち具合もわからないので、まったく不完全と言え、頼りにならない事を知ってください。
日本で行われているシステムのようなもので、何事も後手に回ってしまいます。
予防の進んだこの国での検診はきちんと歯科医のオフィスでしてもらってください。
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