小児歯科にかかって、11本も治された子供の事を11月25日2008に書きました。
当院には11月に6ヶ月検診を兼ねて相談にいらしたのです。
当日、私が一番心配だったのは治療の荒っぽさと、使われている材質でした。 あまり長くはもたないだろうと、、、、思いました。
そして、今回詰め物が外れたので来院されました。
伺うと、治療後2ヶ月で既に一つが外れてやりなおしてもらっていたとの事でした。 ですから今回は2度めなのでした。
この子供のかかっていた歯科医の技術には懸念を感じます。 材質の強さ(弱さでもある)の理解が不足してるだけでなく、歯の削り方も基準に合ってない事が外れたところから分りました。
アメリカの基準を守っていないと外れることの知識に欠けているのでしょう。
もしもこの人がこの歯科医に戻っていたら「虫歯が又出来たから外れたのです」といいわけされたかもしれません。 9ヶ月ほどたってたのですから。
でも、つめものは何年ももつべきです。
思い出してください。 このクリニックでは 「又隙間から虫歯が出来ますから、、」 と言っていた事を、、、。
先日(2月3日)書いた子供の事。 そして今回の子供の事。
この小児歯科医も最近は評判が悪くなってると伺いました。
やっと、このクリニックの事に気が付いてきた人がでてきました。
過去には他にもとりかえしのつかない悲しいケースをみてきました。
今までに何度も書いてきたので以前のブログを読んでください。
また、いまだ書いてないかわいそうなケースもありますので機会をみて書く事にします。
次回は、乳歯の詰め物はどのくらい持つべきか記述します。
差し歯が見かけの悪い人が日本人には多いです。
一方、アメリカ人前歯が差し歯に見える人は少ないです。
でも、それは差し歯が上手に出来てるからでもあります。
この国では、レベルの高いドクターが多いのと、患者さんの意識が高く、本物と見える物でないと受付ない人が多いのです。
さて、日本人の前歯の差し歯には根元が黒い人が多いです。 この理由は幾つかありますが、一番の理由はクラウンの根元の部分に金属があるからです。
ですから、見える側の金属だけを省くか、全ての金属を省けば、黒い部分はなくなります。
差し歯が出来た時にはその歯を手にとって見せてもらい、クラウンのエッジをみましょう。
そして、何度も言うように仮着をしてもらって厳しい目で観察しましょう。
気に入らなかったら、満足するまでやり直してもらいましょう。
又は、費用はなるべく半額以上は後回しにして、満足するまで払わない事です。
最初から、これらの事をドクターに念を押して置く事を忘れないようにして下さい。
インプラントをしてもうまく行かなかった人からの相談は何人も受けてきました。
インプラント自身の失敗作は多くあり、早期の物が多かったのです。
最近は技術や知識が豊富になったのでインプラントはほとんどが成功しているようです。
さて、ここで違った問題が起こる事があります。
それはインプラントの上にはクラウンが必要であり、かみあわせるのはこのクラウンである事を考えてください。(注ー1)。
ある患者さんが左側の上の奥の歯が3本無く、インプラントを2本他院でしました。(注−2)。
インプラントがきちんと顎に付くのは何ヶ月後ですから、その間は左側が歯が無いままに過ごしました。
そして、何ヶ月後にインプラントの上に歯を作ってもらったのですが具合が悪く、噛めませんでした。
新しく白い歯をを入れた左側のみでなく、右側も調子が悪くなっていることにも気が付いたのです。
さて、この問題はどうして起こったのでしょう?。
インプラントが悪いのでしょうか?
その上に作った歯でしょうか?
それとも患者さんの慣れる努力が足らないで、我がままをいっているのでしょうか?
答えは、インプラントの上に歯を作った歯科医のミスです。
高さの想定がすぐには出来ない事に気がつかなかったのです。
何が起こったのかというと、歯がなかった何ヶ月の間に顎がかたむいてしまうのです。
それは、かみ合う歯が無いと顎が片方だけ普通以上に閉まり、顎が傾くわけですね。
こういう場合はインプイラント・ブリッジを作る前にプラスチックの仮歯で歯の高さを少しずつ、何ヶ月もかけて増やしてみなければなりません。
この患者さんは約2,5ミリの誤差が一番奥でありました。 そして左側が噛めるようになった時には同時に右側の調子もよくなるです。 でも微調整をもしなければなりません(注ー3)。
という訳で、一番奥の歯から何本かなくなっているときは入れ歯でも、インプラントでもちゃんと噛めない事になる事があることをしりましょうl。 慣れが必要じゃないのです。 歯科ドクターの知識が必要なのです。
追: 高さに変化が起こってしまってる事は、歯を作ってもらってる時には気が付かない事が多いのです。
かみ合わせてみると丁度良いように思えたりしますが、間違ってる事が多いのです。 かみ合わせるだけと、物を噛むことは全く違うので必ず仮着してもらって試食する事がやはり大事です。
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注ー1. インプラントとは歯の根となる部分のみの事を言いますので、実際に目に見える歯はインプラント・クラウン(又はブリッジ)と呼びます。
注ー2. 3本の歯を失っている場合、3本じゃなく2本だけのインプラントでも大丈夫の場合もあります。
注ー3. 左と右は違って、相互関係は無いと思う方が多いのですが、よーく考えてみてください。顎は一つしかなく、左側と右側がつながってるような物ですから、片側の変化は反対側の変化につながるのです。
以前に許せない歯科医の事をかきました。(8−8−07,2−1−09)
この歯科医の特徴は必ずと言っていいほど、となりの歯も治療する事です。 それも治療中に隣も悪いから、と言って手をつけるのです。 患者さんが、つい「お願いします」といってしまう事を見越してです。
そして必ずといっていいほどクラウンが多いですから、もともと高額のものが倍になり歯科医は2倍の営業が出来ると言う仕組みなのです。
この歯科医にかかった患者は全て片側に2本づつあります。 思い当たる方も多いと思います。
ですから治療中に隣も悪いといわれたらすぐさま断わることです。
でなけれは、どのように悪いのか説明をしてもらい、又どうして最初から判らなかったのかを聞きましょう。 そして、治療を後日にのばしましょう。
前回も述べたようにスタッフが色々熱心に貴方を説得するでしょうが、そのつもりでいてください。
虫歯は痛くないものは1−2ヶ月待っても治療に変わりはない事もしってください。
悪いところを全部書面にしてもらって他の歯科医の意見を聞いてください。 このクリニックでは10本前後を言われるから驚きです。
治療は一本だけにとどめて置いてウィンドウ・ショッピングする事です。
とにかく、ご注意まで。 小児歯科も同じ仕組みです。(参照2−3−09,2−18−09)
その際に見つかる虫歯と言う物は初期の物である筈の事は以前にかきました(1月15日2009)。
そんな事でも、ちゃんと自分での確認する事を忘れないでください。 新しい虫歯は必ずレントゲンに写ります。 見せてもらって下さい。
ここはニューヨークなのですから、何事も自己確認が当たり前と考えましょう。 レストランの勘定と同じです。
まず、虫が食った歯について、、、、
1)どの歯か確かめてください。 歯には番号があります。
2)その歯のどの部分(面と言います)が腐敗したのか聞きましょう。
3)どのくらいの大きさかレントゲンで見せてもらうのです。 アメリカでは患者さんに確認してもらうのが普通ですから。
そして今度は、修理法です。
1)どのように修理するのか聞いてください
2)いくらの費用がかかるか。
3)どのくらいもつものか。
4)他に選択(つまり方法ですが)はないのか、、、などの質問を遠慮なくして下さい。
新しい虫歯というか、今まで無傷だった表面に出来た虫食いは小さな物です。 6ヶ月では初期でしかないので費用は少ない事が多いのです。
規制の詰め物がはいっていた場合はそのまわりか内側、又は反対側などが虫を食ってます。
どうしてそうなったのか聞く事はあたりまえの質問です。。
1) ゆるんだといわれたら、なぜ?と なぜ緩まない物を入れてなかったのか聞きましょう。
2)何年前のものか聞いて確かめましょう。 以前にそこの歯科医で詰めた物じゃないでしょうか?
そしてきちんとした納得の行く説明がなければこの書面に書いてもらって、他の歯科医にも相談してください。 レントゲンは借りましょう。
ブリッジとインプラントはどっちがいいのですかと言う質問が時々あります。
一人一人違った状況をお持ちなので、、ブリッジがいい事もあり、インプラントがいいこともあり即答はできません。 でも出来るだけの情報を記述させていただ来ます。
1) インプラントは比較的新しいい物です。
20年プラスぐらい前からこの国ではインプラントが盛んになり初めました。
したし、しばらくは試行錯誤が続き、成功率がが100%近くなってきたのがは90代の後半から終わりに近くなってからです。
一方、ブリッジはもっと、もっと長年にわたってずっと昔から作られてきたものです。
そうするとブリッジの方が歴史があって信頼できるというか、予測が出来るのです。
2) ブリッジは10−30年ともちます。 技術や土台となる患者さんの歯の丈夫さによって違ってきますし、ドクター腕にもよりますが、時間が経つと必ず緩んでくるという寿命があります。
一方インプラント50年以上も持つかもしれないと言われ初めました。 顎の骨に埋め込むのですから、ずっと埋まってるかもしれません。 しかし実際に20年、30年経った時にどうなるのかは未だ未知です。
3) ブリッジの場合は両隣の歯を削って帽子のようなものをすっぽり被せるのですから、両隣の歯が虫歯でもない場合には削る事はもったいない事となります。
よって、両隣の歯が無傷の場合はインプラントの方が良いかもしれません。
4) やり直しはきくのでしょうか? と言う質問もあげて見なければなりません。 具合が有る医場合、5年後、10年後、20-30年後の事かもしれません。 ブリッジでも、インプラントでも、もし寿命が来たら,又何らかの具合でダメになった時の事ですね。 そんな事もかんがえなければなりません。
ドクターは無料でやり直してくれるのでしょうか? 実費で済ませれれるのでしょうか? それとも、もう一度同じ費用がかかるのでしょうか? と言うような事も考えて、相談しましょう。
追: 何度も言います。 歯科は建築です。 処置(治療)は簡単です。でも、やがて壊れます。 それは何時の事で、いくらかかるのでしょう? またやり直しはきくのでしょうか? そんな事が一番大事なのです。 よーく考えて、ドクターに聞いてみましょう。 答えによって、そのドクターの腕、人格、哲学などが解るでしょう。
又、ありました。 被害が。
6歳の子供が、日本で小児歯科で治療した後に渡米して診て貰うとと4本も神経治療をされたのです。。
奥歯は2本ぬいてあるので、奥歯の合計8本から2本ひいて6本しかありません。 そのうち4本も神経がぬいてありました。 治療費は3千ドルを超えました。
30年近くも開業してますが、こんなのは見たことがありません。
4本も神経治療が必要なんてことはまず無いのです。 しかも6歳の子供です。
スタッフの人達が非常に口がうまくて断わりきれなかったそうです。
何度も述べてきました。 信じられない事ですがこのあたりにはとんでもない歯科医が何人もいるのです。(前回を読んで下さい)。
提案です。 痛みがある歯だけ治療してもらい、後はどの歯が悪くてどんな治療が必要か書類にしてもらってから他の歯科医の意見を聞いてみてください。
お願いします。 こういうクリニックは淘汰されなくてはなりません。
会社が払ってくれるので、患者さん自身はあまり経済的痛みを感じないかもしれません.
そんな事はとっくに見越されてるのです。
このクリニックで働いていた人を何人か知ることになりました。 スタッフは患者さんに治療を勧めるように訓練されているとおしえられました。 何も知らない現地の日本人スタッフはそんな事が正しい事のように洗脳されているのでしょう。
まったく、信じられないような事態でもあり、日本人のお人好しさをついた商法です。
お医者さんと言う感覚じゃなくだたの商法としてまかり通ってるのでしょう。
東洋人であっても日本人じゃないのですから全く日本人をは違う感覚である事に気づいて下さい。
同じ東洋人といっても、日本に帰化して日本に合わせて生活の糧をえてる東洋人とはちがいます。
外国にいる東洋人が自国人も診療yできずにに、日本人のみを対象に絞ってきてる訳はどういう事がかんがえてみましょう。 その人達は自国人をどうして診療出来ないのででしょう? どうして来てもらえないのでしょう。
アメリカです。 アメリカの人の意見を聞くことが一番常識に合って、正しいことを知る事になると思います。
アメリカで日本人以外の東洋人の移民に耳を傾けるときには、その人たちの価値観をも考えてみる事が大事ではないでしょうか?。
例えば、フランスに行って、ドイツ人の言う事うぃ聞くでしょうか?
中国に行って、ネパール人の言う事をきくのですか、おなじ東洋人ですけど?
英国に行って、中国人や韓国人のいう事をきくのですか?
フランスでも、中国でも、英国でも、どんな国でもその国の人達からの情報が一番です?
時には、いや多くの場合同じ日本人もしらなかったり、間違った情報しか知らない事がが多いかもしれないのです。
考えてください。 お願いします。 私は何年も歯がゆくて(冗談じゃありません)いるのです。
このクリニックの評判は最近やっと悪くなってきたそうです。
5−6年前は、毎週のように被害者がでてました。 いまだに続いているのは、患者さんの無用心さもあるのですから振り返ってみて下さい。
追: 歯科のみでなく、医療界にも日本語の名前をあげながら、行ってみると日本人でもアメリカ人でもなかったというケースが多いのはどうしてでしょう。
詳細は繰り返しませんが、虫歯では無い歯を虫歯といって治療するのは、詐欺行為でしかありません。 、免許を取り挙げられてないのが不思議なくらいなのに、そうでないのはやはり相当に狡猾なのでしょう。
でも、最近は評判が非常に悪いと聞きました。
ソロソロ患者がこなくなって再び移転を余儀なくされる事となるでしょうが、今度は何処で開業して知らない患者をつのるのでしょう。
やっと人々が気がつき、知る事となったようですね。
10年近くもかかりました
このニューヨークには、どんな職業であっても信じられない程に悪賢いい人はいるようです。
彼等は、私達が考えられる以上の域で物事を行います。 ですから、ニューヨークがニューヨークであるのかもしれません。
見知らぬ土地で、最初に出会った一人の相手のいう事をそのままに受け入れ信じる事は、観光地で行き当たりばったりに出合った宣伝を信じたり、最初に入ったお土産屋のいう事を100%真に受ける迂闊さと同じです。
人の入れ替わりが世界一激しいニューヨークは、入れ替わり立ち替わりばかりの観光地と良く似てます。
買い物ならウィンドウ・ショッピングをします。 衝動買いは損を招きます。
ですから、歯はもっと気をつけましょう。 どのお店(先生)がちょっと信頼できないのか、よーく考えてください。
ちなみに、前述のクリニックでは頻繁に虫歯が10本以上にあったり、治療費が1万ドル以上だったりします。(注ー1) ですから、通院し始めた後でも、こういう事を言われたら、途中で必ず他のドクターを2軒ぐらいは廻って意見を聞いてみてください。
レントゲンはもらう事も出来ますし、借りる事もできます。
それを持って他に相談に行き、事前に治療のl必要性をたしかめましょう。 2−3百ドル余分の費用を使う事でであなたの歯はもっと適切な判断が出来るでしょう。 費用も結果、節約できる事でしょう。
事後ではなく、事前に、また途中でも、とにかく終わるまでに奏してください。
追: 英語で、Knock on wood. ってしってますか、、、?
注ー1: 虫歯がそんなに沢山有る人は稀です。
すぐに治療しなければならない物で大きな物は大抵、1-2本です。
後は小さいもので何ヶ月は待てる物が多いです。
歯科はリフォームのようなもので28軒(歯)もありますが、一つ一つ違う時になって悪くなるのであって一度にそんな多くの治療は必要ではないです。
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