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歯科健康保険システムの時代錯誤。 良い治療であり、そうでない?


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日本の健康保険を使って治療を受ける場合、大きな思い違いがあると思います。
自費治療をはただ材料が違うだけと思ってしまうと大きな誤解に繋がります。

健康保険は昭和31年頃に出来て、非常に国民のためになったシステムである事に違いないとおもいます。 そして今現在でも、とっても良い物として機能している事も多いでしょう。

しかし、このシステムは大昔に、歯が痛くなっても治療をしないで、抜歯していた時代に出来たシステムです。
それまで治療を受けられなかった人たちに治療を受けて貰おうとした、昔の時代が必要としたシステムであって、、今の時代が必要としているレベルからはかけ離れた物です。 

具体的に言いますと、保険では早期発見、早期治療、よって歯の長い寿命、それから歯槽膿漏治療と予防等は、殆ど実行されて無いのです。 たとえ実行されているとしても、そのレベルはまったく低く、現在の価値観と合わせて見ると、思われているほどの実質はありません。 

歯が相当悪くなってしまって生活に支障が起こるほどになって初めて治療を施す、と言うかたちが主体ななのですから、虫歯の多い人はハドメがききません。 
歯科医はそういう形でないと見合う保険収入がえられない仕組みなのです。 つまり患者さんの将来をみすえて、理想的な取り組みをしようとすると、枠からはずれてしまうのです。

よって、歯科医は自分ではしてもらわない治療を保険患者には施す、というのが実情です。(10月8日ブログ参照) それは、2種類の治療があるという事です。 一つは自分のため、もう一つは保険患者のため。 

ちょっとおかしいです。 治療に2種類あるというのは、、、。 治療はひとつであるものですね。

 
政府の保険の仕組みを変える事が出来ない歯科学会、そして本当の事を説明したくても出来ない歯科医、、、、 からまわりというのでしょうか? それとも今はやりの偽りというものでしょうか、、、、・

近頃、その事さえ見つめようともせず、ただただ保険の枠内でしか物事を考えないような歯科医をみてると、もう末期状態とも言えて、私は何といっていいか分かりません。。

この国に居る間は、少しでも本当の事を知る良い機会です。  

追: 保険の治療では、虫歯のよく出来る子供はドンドンひどい事になってしまう事が分かりますね。 私がその良い犠牲者でした。 いつか、わたしの歯の崩壊の歴史も書いてみます。

| Shunzo Ozawa D.D.S. | 22:56 | comments(0) | - |
フロスは楊枝じゃないのですよ!
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最近の患者さんには、フロスの名前を知っていても、その使用目的と役割を知らない人が多い様ですので、ちょっと、、、、・

フロスの本来の役割は歯垢を取る事で、目的は清掃による歯槽膿漏と口臭の予防です。

思えばこの国では、40年ぐらい前にすでにフロスは出回ってました。 
それまで解明されていなかった歯槽膿漏の治療が発達したと共に、その予防と管理(メインテナンス)が重視され、一般知識として普及した時に人々はフロスとウオーター・ピックをその効果を理解して使い始めたのです。 で、両者ともこの国では常識的なものとして一般化してるのですが、日本はまだまだ普及どころか、指導、知識、理解においてちょっと未だおぼつかないようです。

というわけで、この国に居る間に少し意識の向上を図ってみてはどうでしょうか? アメリカ人に尋ねたり、洗面所を見せてもらうこともいい勉強になるのでは、、、。 

さて、フロスの大事な使い方は、歯の根元、つまり首に当たるともいえる部分に廻り付く様にあてがってから、こするようにして歯の表面のカスを取り除くのです。 両手で背中にまわしたタオルをゴシゴシやるのと似てます。

そしてフロスを根元の方向に進ませるだけでなく、歯茎の内側まで入れてください。
歯茎はそのヘリから1−3ミリが歯にくっつかずにただもたれかかっているだけで、汚れた唾液が進入し、浮遊物のような食べ物のカスが其処に溜まるのです。 
フロスなら直接歯の表面にあてがって清掃できるのです。 歯ブラシでは出来ません。

そしてもう一つの方法はウオーター・ピックを使って、水によって垢を流しだす方法です。 やはり効果が上がります。 ホースでゴミを流すような具合ですね。


アメリカ人の歯が綺麗なのは何も歯並びだけじゃ有りません。 
口の中のヤニ、歯垢、歯石などは段違いに少ないのです。
器具の普及のみじゃなく、理解に基づいた知識の高さ、そして衛生観念の高さを,この国から見習う良い機会をお見逃し無く。


追: 日本でも名前や器具はある程度普及しているようなのですが、残念ながら基本的な指導と理解が行き渡ってないのは歯科教育の仕組みと社会健康保険の仕組みが阻んでいるからだとおもいます。 




| Shunzo Ozawa D.D.S. | 16:09 | comments(0) | - |
歯磨きじゃなく歯をブラシする事、、、、ただの清掃です。
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歯みがきの成果について。
 
歯は磨く物じゃなく、ブラシをかけて掃除をする物だ、と言う事は何度も書いてきました。

歯ブラシは箒に例えられます。 箒ではいて掃除をする事ににてます。

口の中の歯は、14個の大きな石が馬蹄形にピッタリと引っ付いて並んでいると見て下さい。 其処に生ゴミが、洗い水と一緒に流し込まれたと考えて見ましょう。 

さあ、どうすれは、完璧に掃除をして綺麗にできるでしょうか?、、、という事です。

ですから、箒(歯ブラシ)を使って掃いて、洗剤(歯磨き粉)を用いて分解し、、糸(フロス)を間に通してこすり取り、ホース(ウォーターピック Waterpik)からの水圧でゴミを流して、清掃、洗浄できます。

どれと使って、どれぐらいすればいいかはその人の手際によるわけで、幾つかのコンビネーションを用いればよいと思います。

虫歯は病名じゃ有りません。  唾液のなかのバクテリアが食べ物のカスによって繁殖し、酸を出します。 その酸がエナメル質(表面の殻)を溶かすのです。 そして、内側に入ると中の象牙質をくさらせます。 

でも、場所は決まっているので、歯のその部分の形や仕組みを考え思い浮かべながら、上手に、効果的に清掃すれば、食べカスが無くなり、バクテリアの繁殖を抑えられ、エナメルが溶けないという事につながるのです。

ですから、ただの清掃、衛星です。

追: 歯槽膿漏の予防のための清掃はは歯茎部と言う場所が虫の食う場所の他として加えなければなりません。 つまり、歯垢のたまる所、つめの付け根ににてますね。 これは、次回にします。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 10:54 | comments(0) | - |
虫が食うのは決まった所にしか起こらない。 

虫が食うのはすべて食べ物の残りカスとバクテリアのせいです。
ですから、溜まりやすい場所だけから、虫食いがはじまります。
では、溜まりやすい場所とは? 奥歯なら次の所だけが主に大事でしょう(注ー1)。

1.奥歯のかみ合う上表面のギザギザの溝。 唾液が溜まり滞ります。
2.2番目は歯と歯の間でタッチしているところのすぐ下側です。 唾液がたれ下がるよ様によどむ(滞る)のです。
と言う事は、こういう場所を治療(修復)して、何らかの人口物(金が一番)で張り替えれば、もう虫は食わないのです。 

実際に、奥歯を全部アンレーやインレーでカバーしている人達を何人も見てきました。(注ー2)
こういう人たちは、もう殆ど虫が食うことが無いのです。 
定期的にバイト・ウィングのレントゲンで中身が仔細にチェック(検診)出来るので、非常に安全で患者さんの大きな利益(長い寿命)に繋がります。

さて、前歯はどうでしょう。 奥歯と違って噛み砕く機能のない(噛み切るだけ)薄い物です。
よって、噛み砕く面のギザギザがないので、虫が食うのは歯と歯の接点だけとなり(注ー3)奥歯と同じです。

では、どうやってこの2箇所を清掃 (日本では磨くといいますがこの国ではブラシをすると言う) 出来るかと言う事が大事となります。
歯ブラシでは表面しか出来ません。 歯と歯がタッチしている所はブラシ(箒と同じ)が とどかないのです。 きちんと清掃できるのはフロスが一番。 ウオーター・ピックも可能でしょう。

虫食いはただの物理的現象でしかない事がわかりますか? 病気でもなんでもないのです。
だから、ただ物理的な清掃のみが肝心で、とにかくこの2ヶ所に重点を置く事が必要です。

この次は清掃について、、、。

追: 虫歯と言う言葉を私がさけてるのがわかりますか? 虫歯と呼ぶと歯全体が虫に冒されていて、何か病気の様な感じを与えます。 歯全体が虫に冒されるわけではありません。 表面の一点から初まり、段々半円形に広がる現象なのです。 この国ではキャヴィティ Cavity (穴) と呼んでいます。

追の追: Caries,カリエス(日本語で虫歯)を辞書で引いてみました。 ドイツ語で Kariesが語源です。 これは骨の炎症を指し、病気だそうです。 ですから、虫歯をカリエスと呼んだり Caries と呼ぶのは誤訳と言え語弊を招いていると思います。

注−1. 他に虫が食う場所(面)はあります。 でもそれは、外側の下方と内側のやはり下方で歯茎に近いところです。 両方と頬、唇、舌の動きによって唾液の流れが促され、よどむ事が少ないのです。 歯ブラシでも清掃が簡単な為、虫歯になりにくいのです。

注ー2. 歯の上部と前後面をカバーする。

注ー3. 前歯も同じように表と裏に虫歯がで来る事も有りますが、やはり舌と唇の動きがうまく作用します。 歯ブラシがうまく使えないと、歯茎近くに物が付着したままになり、虫食いがおこります。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 01:30 | comments(0) | - |
虫歯の進行の早さと遅さ。 色々ですが、、、、。
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前回、虫歯の進行速度は決まってないjと書きました。
人によって違うのですから、決まってません。
でも、一人の人の虫食いの速度は一定であるといえるのも事実でしょう。 
虫歯の平均的な速度を考えると同時に、どうやって個人の速度を知る事が出来るのか説明します。

まず、虫食いが未だ修理されて無い面(Virgin Surface)に出来た時の事を考えてみましょう。
この国では、目で見える表面に見つけた場合でも、バイト・ウィングのレントゲンで見えない隣接面(Adjacent Surfaces)を透視して見つけた場合でも、小さな針の穴の様の物から治療の対象にします(注ー1)。 

さて、この小さな針の穴のような大きさの物が出来てから大きくなるのはどれ程の時間がかかるのでしょう?
平均的にいいますと、半年でまだ小さく 2−3ミリに、1年で4ー5ミリ、そして1年半ぐらいで神経の本体まで達するでしょう(注ー2)。

一方、今までに色々治療して来た人は、新しい部分(無傷の面、Virgin Surface)の虫食いと異なった虫食いがほとんどです。  
それは、以前に入れたものと歯の間やその脇から起こる虫食いです。 見つかりにくいせいもあり、広範囲に行き渡ってる事が多いので、見つかればやはり進行の速度を考えて半年以内の治療がよいでしょう。

このタイプの虫食いは、既存の修復物(詰め物など)の仕上げの良し悪しが原因になりがちです。 周囲からの虫食いは起こってはならないのですが、其処までに仕上げるのは、並大抵でない事も本当です。 
よく出来た物は20年、時には35年経ってても周囲から虫が食わず、緩む事も無く、残ります。

他に虫がなかなか出来ない人。 30代、40代になっても虫歯が殆ど無かった人は、そのままずっと虫が食わない事が多いです。 虫が食うとしたら、それは以前の詰め物がわるくなるぐらいで、殆ど虫が食わないのが、ほんとうです。 また、 虫歯が出来ても進行は遅いと思います。

というわけで、患者さんを2年ぐらい観察していると、半年毎のバイト・ウィング・Xーray を比べて診ることができ、バイト・ウィングのみに映し出される細かい変化が分かります。 虫歯の進行速度がおよそ分かるわけです。

そして、もし10年に渡ってののレントゲン記録があれば、虫歯の出来る頻度、場所 そして進み具合まで全部レントゲン上に記録されているので、治療(修復)の月日までも分かり、これからの事を予測、そして計画もしやすいのです。

というわけで、歯科医が貴方の事を長い期間においての歴史を参考にその人の虫歯の出来やすさや、その速度を知り、今後の予防に役立てる事ができます。
引越しの時は、バイト・ウィングXーrayを貰って説明をしてもらい、次の歯科医に持ってゆきましょう。。

追: 歯科は簡単でしょう? 誰でも理解できるのです。 腐り始めたら (サビに似て同じように進行する)、出来るだけ早く見つけて、修復(治療)するだけなのです。 出来るだけ仕上げを上手に。

追: この次は虫の食う場所が決まっている事について書きます。


注ー1. 日本では残念ながら、バイト・ウィングのレントゲンを撮らないので、隣接面の小さな虫歯が見つかりません事は何度も書いてきました。 又こちらで、中ぐらいといわれるものでも、日本では初期の物として治療を先延ばしにされる事が多いようです。。

注ー2. 乳歯の場合は速度が速い上に、神経までの距離(あつみ)も短いので、6ヶ月の検診はもっとだいじといえるでしょう。 出来初めて一年未満で神経に達する事が多いですから。









 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 04:08 | comments(0) | - |
虫歯の進行速度と、6ヶ月検診との関連。(米国)
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歯科大に入ってすぐの頃、私は虫歯(CAVITY)のサイズによって治療方法が違う事を聞かされているうちに、ふと、「じゃ、小さな物は何時出来て、何時大きくなるのだろう?」と思って質問しました。
「虫歯はどのくらいの速度で大きくなりますか?」と 
でもし、残念ながらこの教師は 「速度なんか決まってない! 治療すればいいんだ!」と一笑された事をよく覚えてます。
確かに、速度はきまってません。 人によって違うのです。

6ヶ月検診が常識になっているこの国で開業してからその事にはあまり関心を持たないままリコールの葉書を出してました。

しかし、最近日本人にとって、この事がとっても大事である事に気づきました。
それは、日本には根本的な定期的な検診とそれによる早期発見の観念が根付いてないからです。
(又、歯科治療も早期発見、早期治療を第一として無い事は何度も書きましたね、、、)
私は、6ヶ月したら検診に来てくださいね、と伝えるだけで納得してもらえてるだろうと思ってたのが、そうでなかったのです。 そしてこれは虫歯の速度との関係を理解する事が患者さんにとって大事なだという事が分かりました。

説明します。
この国では虫歯(ウ食)を最小限で食い止めたいと言う考えに基づき、その手段として考えられた物が6ヶ月検診であって、それが常識的に行われて成果を挙げているのです。

つまり、う食の進む速さを考えての6ヶ月と言う長さが決まったのです。 
言い換えますと、今日の検診で一つも虫歯が無くて、明日にむし食いが始まったとした場合、6ヶ月後に発見出来れば、未だ小さい物で済むと言う事なのです。

早期発見、早期治療は小さい虫食い、小さい修復、少ないコスト、大きな保険のカバー率、よって歯の長生きにつながると、この国での仕組みが出来てるのです。 

ですから、6ヶ月検診は常識的な物として行うべきでしょう。


追: 以上は針の穴ほどの小さな虫食いでも見つけられる、この国の検診を受ける事で、日本での検診ではそうじゃありません。 日本の検診が違う事は何度も書きましたので、ここでは控えます。

追: 大事な物はバイト・ウィングのレントゲンです(以前のブログ参照)。

追の追。 この次は虫の色々な速度について、、、、。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 16:17 | comments(0) | - |
日本の若い歯科医が見学に来て言いました。 驚きました。
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ニューヨークで歯科医をしていると、時々日本の歯科医が見学させてもらえないかと電話が掛かってきます。 日ごろ私は、紹介が有っても無くても見学してもらってます。

最近、卒業一年目の若い歯科医の応答にとっても驚かされましたので下記したくい思います。

それは、患者さんが日本で受けた治療で、プラスチックの詰め物を再治療(修復)してた時です。
たった2年の間に、磨り減り、緩み、今にも外れそうになっていた物でした。  勿論2次カリエスといって、その周りが虫を食ってしまっていました。

見かけより、丈夫さを考えて、ゴールドのアンレーに変えて20年ぐらい持たそうと治療を始めた時に見学していた彼女に尋ねてみたのです。

「貴方はこんな大きな虫歯の穴にでも、弱いプラスチックの詰め物を日本でしますか?」 と。
「ええ、もちろん」 と、この若い歯科医は答えました。

「なぜ」と聞くと、「保険ですから」と言いました。

私 : 「貴方は自分の歯に入れますか?」
彼女: 「いいえ、私は入れません」

私 : 「じゃあ、どうして他人に入れるのですか?自分には入れないものを。。。?」

彼女: 「保険だから仕方が無いのです。 30分で3本ぐらいやるんです。 ノルマですから。」

私 : 「こんな長持ちしない物をなぜするのですか? すぐに外れてしまうでしょう? 歯はもっと     悪くなってしまうでしょう?」

彼は暫く考えていましたが勇んで答えました。
「先生、これは3ヶ月に一回請求出来るんです」 とにこっと笑って言いました。

私 : 「じゃ、2年間に6回治療しろと言う事ですか? どうしてしっかりした物を一回だけで済まさな  いのですか?」

彼女はもう何も言わなくなり、暫くして帰ってしまい、再び現れる事はありませんでした。

呆気に取られました。 私はこんな場合にはどういう治療が理想かと話そうとしていたのに、彼女は全くそんな事には関心を示さず、ただ採算とノルマのことだけを考えていたのです。

残念ながら、これが今の日本の保険治療の多くを表しているのじゃないかと思いはじめるようになりました。
その理由は、、、。

最近、詰め物の中に虫食った部分が残っているのをよく診るようになったのです。 
時間的に急ぐあまり、虫の食った部分を完璧に掃除(取り除く)しないままに詰め物をしてしまっているのです。 

アメリカ式検査ではそれがちゃんとレントゲンに写ります。
詰め物を外して中を見ると、やはり中に腐った部分が残ってるのですから驚かされます。

歯科医に使命感が薄れてしまうほどになってしまったのは、世の中が進んでいるのに、保険制度は昭和30年代から停滞したままの観点で組まれているからでしょう。

変えられない、又変えようとしない日本の歯科医は、既存の保険制度の枠内で何とか採算を合わせ、利益を出していく事に専念するばかりで、もう自分のやっている事が患者にとって一番適切で良い事で無くても何も感じなくなってしまっているのでしょう。

時代遅れの制度であって、先進国とも言われる日本の国民の文化水準に合った治療が出来る様に改善されていないのでしょう。

昔の観点でみた治療方針や治療方法の枠にはめられたまま治療をせざるをえない歯科医もかわいそうですが、何も知らずにいる患者は発展した現在の良い歯科治療の恩恵を受けられる事に気づくことなく、よって受けられていません。 

文化水準の向上にもかかわらず、相変わらず日本人の歯が悪いのはこんな所に理由があるのでしょう。

米国に滞在中に、水準の高い検診を受け、説明をうけ、きちんと理解して行く事によって気が付く事が出来ます。

私と一緒に考えていただきたいと思うのです。


追:  まったく、空回りしていて進歩が無いままにみえます。 基本的な道徳観念まで見失ってしまったように思えるのは私だけでしょうか? また、この業界のみでしょうか?
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 10:12 | comments(0) | - |

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