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神経治療の再治療の際に他の選択があります。
再治療をする場合、その歯にクラウンがかぶさっている事が大きな費用の問題になりがちです。 でも、違う選択肢がある事を教えてもらうべきです。。

再治療の際には、クラウンに大きな穴を開けられてしまいますので 当然クラウンは弱くなります。 まして内部にポスト(差し歯の心棒)が入っているとそれもはずす必要があり、結局はクラウン全体とポストの両方をはずす事になります。 
さあ。大変、、クラウンとポストは後日に無料でやりなおしてもらえるのでしょうか? 
ここが、味噌ですね。 クラウンとポストは、神経治療とは関係なくても、新しくやり直すので神経治療費いがいに治療費を請求されます。 結果、費用は倍以上ということになりますので、全く効率の悪い話なのです。 事前にそれを知らせてもらえて、もう一つのチョイスも提示されればそういう結果にならないかもしれません。

心当たりはありませんか? 再治療の後から、クラウンとポストのやり直しの必要性を言われ、仕方がなくクラウンとポストの修復をしてもらい追加の治療費も払わされる人が多くいることを。
歯科医にとっては、格好の収入源となります。 

良心のある歯科医なら他に簡単な小手術が可能な事を教えてくれるでしょう。 
治療方は APICOECTOMY と言って、略して、エイピコと呼びます。 
手術と聞いて怖がる人も多いのですが、痛みは治療中には勿論なく、麻酔が切れても数時間の間、鎮痛剤で押さえられます。 一度の治療で終わるので、早く終わります。  

エイピコが出来ない歯科医は患者を他所へまわさなければならなくなりますので、治療費がえられません。 営業目的を第一とする歯科医が貴方にエイピコの選択をあたえず、再治療をすめています。

悪くなる確率の高いのが日本の神経治療デス。再治療でも治りにくいのも特徴ですからエイピコの方が確率が高くて適切な処置お場合がおおいのです。
悪いからと言われても再治療をされる前に注意をしましょう。 
治る確率や、トータルの治療費の確認を忘れない事です。 
ちゃんと治ったかどうか確認できるのは6ヶ月後のレントゲン出しかできません事も頭に入れておきましょう。 
クラウンとポストを又入れられてしまうと、6ヵ月後に治ってなかったらどうするのかということも、、、。
治ってなかったら、多分その時になってエイピコを勧められるというケースもあります。
ジャー、何の為の神経再治療でしょう。 最初からエイピコをすればよかったのですから。

というわけで、エイピコの方が患者さんにとっては良い選択なのです。

追: もう一つ大切な事実は クラウン、特にポストを取り外す事は大変難しいだけでなく、危険を伴います。 よって、はずしたあとに貴方の歯が割れやすい状態になってしまうことも多いのです。 はずれないはずの物を安易にはずそうとするのは、大変な作業で失う部分が大きすぎる場合が多からそうなるのです。



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| Shunzo Ozawa D.D.S. | 06:25 | comments(0) | - |
神経治療の再治療。 必要? ほんとうに?
神経治療の再治療を勧められる事が多く有ります。 日本では言われなくても、米国では言われる事が多いのです。 本当に再治療が必要でしょうか? 
言われるままに再治療すれば良くなるのですか? 
一度した治療で治らなかったものが、二回目には良くなると言う理屈はどうして成り立つのでしょう? 
今回の治療が前回より上手に出来て実際なおると言う根拠は? と色々な疑問を投げかけてみましょう。

神経治療の良し悪しは一枚のレントゲンのみで判断されていませんか?
そうでしょう? 貴方もレントゲンを見せられて説明をうけたのでは、、、。 再治療を進められる場合、レントゲンだけで判断されてませんか? 他の症状はありましたか? 症状が無くても次の二つの点で再治療を進められる事が多いので注意をしてください。

1.根の先に黒い部分がある。
2.根の中心部の白い薬が根の先、先端まで入ってない。 まだ神経が残っている。

さて、以上の理由だけでは再治療が必要を決めるのは安易すぎますので説明します。

神経治療の約三割ぐらいには、目で見て分かるほどの大きさの黒い部分が根の先に出来ます。 顕微鏡レベルだと8割ぐらいあるそうです。 じゃー、再治療しても又出来てしまう確立も8割ですから、その後も又再治療となりますね、、、、。

二番です、日本の治療には必ずしもレントゲンに白く写る薬が入っているとは限らなく、先の方だけを透明に写る薬を使い、真ん中のあたりからのみ違う白い薬を使っている場合が多く、結果、先の方には薬が入っていない様に写ります。 米国の治療ではレントゲンに白く写る薬を使う事が常識となっているために間違った判断をされ、再治療を勧める格好の理由となり、歯科医の治療報酬のターゲットとされやすいのですね。

ニューヨークの歯科医の中には(アメリカ人とは限りません)以上の理由で安易な判断のみで再治療を押し付ける人が多くなってきました。 強引な所では、黒い部分は膿がたまっているので、身体に回ったら大変な事になるから早急に治療が必要と脅すように治療をうけさせます。 その後にクラウンが必要なので、もっと治療費がかさむ事を知らされるのです。 

さて、ここで実際に再治療が必要な場合は二つあります。

一つは、実際に痛みがある時です。 ずっと中の方の痛みで、ズキンとしたり、ズキンズキンと鼓動に合わせて響きます。 たいていの場合は歯の頭から1センチ程下の辺りが傷み、熱を持ったり、腫れてきたりちます。 慢性の場合はなかなか判断しにくく、間違う危険も多くありますので細心の注意をしなければなりません。

もう一つは、痛みが無くても、黒い部分が広がっている時で進行状態である場合ですが、一枚のレントゲンでは分かりませんので6ヶ月検診でのレントゲン・チェックが必要です。 ゆっくりと大きくなっていく物は何ヶ月もかかります。 いきなり大きくなると、痛みやその他の症状が出るので本人も気がつきます。 大きくなって来てる事が分かってはじめて再治療が必要です。 
黒い部分は、ずっと前に出来たただの傷跡であることも多く、その場合はサイズは変わらないままで居る事をしってください。 10年も20年もそのままのサイズで変化が無いのなら再治療は全く必要が無く、又効果もありません。 

ただの写真(レントゲン)一枚では本当に再治療が必要かどうかは判断出来ない事を士って置いてください。。

追: 医者は患者に手をつければつけるほど収入になります。 安易な判断や無知識を振り返ろうとせずに、何でもかんでも手を付ける輩がニューヨークでは特に多い事をしりましょう。 やはり、自己確認を出来る限り勤めて下さい。

次回は、再治療については選択肢があることをかきましょう。


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| Shunzo Ozawa D.D.S. | 06:35 | comments(0) | - |
歯ブラシ、フロス、ウォーターピック、何回すればいいのですか?
先日、患者さんからの質問でした。 ウォーターピックは歯ブラシの前にするのか、あとにするのでしょうか? と。

今までの私のブログを読んでいらっしゃる方たちはお解りかと思いますが、もう一度説明しましょう。

歯の問題、つまり虫歯ですが、それは全く物理的な現象であって、病気ではないのです。
28本の杭のようなかたちの歯がはえてるわけですが、食事によって、その周りに生ごみがたまります。 唾液の中にはバクテリアが5万どころか、1ccあたり30万もいるので、生ごみを腐らせます。 口のみしたミルクが唾液の中のバクテリアで腐るのと同じです。 

とにかく、歯の周りの生ごみを取り除くのが仕事で、歯ブラシ、フロス、ウオーターピックを用いて出来るだけ清潔になればオーケーと言う事です。  

従来、歯ブラシが一番良いと思われてますが、歯ブラシは毛先の当たるところだけしか掃除が出来ません。 弱点はここであり、歯の間や歯茎と歯の間が掃除できない事です。 そして、これをするにはフロスとウオーターピックが必要なのです。

フロスは糸状なので歯の間を通して、側面(歯の前後です)をこする事によって付着した見えないほどのゴミを取り除く事が出来ます。 歯茎の中(歯と歯茎の隙間)までもっていけますから、歯ブラシの届かない部分の汚れをふきとれます。 

ウオーターピックは水の勢いで流します。 ホースで勢い良く水撒きをするとゴミが流されて行くのと同じ原理で歯ブラシのとどかない所を水で流せます。

と言う事で、一番効果的なのは、歯ブラシ、フロス、そして仕上げにウオーターピックかもう一度歯ブラシで軽く洗い流すのが良いのですが、そうなると全く大仕事です。 歯磨きとは磨く事じゃなく、掃除をする事が目的なのですから何処までするかは、その人次第です。 

歯ブラシのみが歯磨きを併用します。 石鹸のようなもので、油気を取り除くので、やはりこれが一番ですが、歯ぶらしには弱点が有り、それを補う事が大事なのです。

追。 虫歯の出来やすい人や子供、虫歯の出来にくい人、歯槽膿漏の人、と人それぞれなので、自分に合わせて実行する事がだいじです。 




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| Shunzo Ozawa D.D.S. | 14:20 | comments(0) | - |

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