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検診とは?、チェック・アップとは? どこに違いが?
JUGEMテーマ:健康
 患者さんを治療する前には検査をします。チェックですね。 必ずレントゲンを撮って透視する事が普通必要とされています(注ー1)。治療前に見えない部分までが判り、よって全体が解り最適な治療法(修復のサイズ等)が決められます。
つまり、視覚と触感のみだけじゃなく、レントゲン撮影を加える事によって検査が完全となり正しい診断が出来ます。 これが検診(チェック)です。 でも、チェック・アップというとちょっと違ってきます。それは口腔内全体(全ての歯とその周りの舌、頬、口床、唾液腺等)の状態を調べる事を意味するのですから、言葉の違いに気をつけて下さい。 

 さて、しばらく総合的な(口腔内全歯)の検診をされていない場合はこのチェック・アップをして貰いましょう。自覚する問題が無くても、米国にいらっしゃるなら必ずそうして貰う事を薦めます。
米国の保険はほぼ100%カバーすることが多いですし、日本の検診で見逃されている問題で(いえ見過ごしているという方が正しいでしょう)自覚が起こるまでに達してないけど始まっている問題(虫食い、歯周病,噛み合わせの間違い)などがこの国の検診では明るみに出ます。 
また、この国での検診の際のレントゲンはその後に同じ歯科医であろうが、他の歯科医であろうが再検診した場合に比べて診る事ができます(違う歯科医の場合は古いレントゲンを転送して貰う事が大事です)。 
よって問題の起こった時点や、その他の部分の変化を見つけられれば、これからの流れというか、虫食いの出来る速さ、又は出来ない健康状態の持続程度なども観察できる、つまり、時を経ての変化が診られるのです。歯科は医療じゃありません。全て物理的な問題なので、正しい正確なレントゲンの記録を比べて診ることは大変大事なのです

 さて、予約をとる場合、その部分だけの検査と治療が希望なの全体の検査も希望されているのかを伝える事は大事です。 
歯科医院がアポを受け付ける場合にはそれにかかる時間体を考えなければなりません。 一部か全体かによって全くかかる時間が違うし、患者さんの歯の健康状態に対する意識の深さや浅さがわかり、それなりの対処(時間の確保)をしてくれるでしょう。 
 もし他院で最近に検査を受けた事実がある場合にはその事を必ず伝え、またその時に撮られたレントゲンの数(約でいいです)を伝え、枚数が多ければレントゲンを転送して貰うべきでしょう。無駄な時間や費用のセーブがこう言う注意によって出来ます(注ー2)。
 以上、日本人の多くがチェック・アップを一部の検査と思っている方が多いのでその違いを書きました。歯科医にアポを取る時の注意です。

では、おさらいのようですが、米国一般に行われている事をもう一度。
 米国でチェック・アップとは総合的検診、又は定期健診のことを意味しますので、口腔内全体を調べます。6箇月毎(最低でも1年以内)の定期健診はこの国では常識であり、習慣または常識的にしている方が大半です(注ー3)。
この場合、Examination(検査) と X-rays〔レントゲン)となり、歯科医はまずレントゲンを診ます。その後、視覚と触診をして怪しげな所や危なさそうな部分を検査します。で、診断(Diagnosis)によって治療予定をし、費用の計算をします。(注ー4)。
 定期健診の日までの間に何かが起こった場合には歯科医は6箇月過ぎていないので、その部分だけのバイト・ウイング(BW)レントゲンとペリ・エイピカル(PA)の2枚を取って再診断します。 BWで虫食いの部分の有無や大きさを撮影(記録であり、証拠として必要なのです)、PAでは根の部分を調べるのですね(注ー5)。再度のレントゲンによって変化がわかりますから、その理由もわかるのです。 定期的なレントゲン記録の大事さはそういう所にあるのです。

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注ー1:この国の場合には術前の記録を残しておく必要があるのです。後日に行った治療の正当化の証明となるからです。
注ー2:この国では他院で撮ったレントゲンをもらう事に遠慮はいらないのです。 ごく当たり前の事として患者はそのレントゲンの転送、又はもらう事が出来ます。患者の権利なので何の遠慮もいりません
注ー3:子供の場合は6箇月が適切とされています。 大人の場合のみ6箇月、または最長で12ヶ月です。
注ー4:診断は必ずレントゲンと視覚と触診が必要とされています。レントゲンなしで診断する事は、義務の怠慢になります。その後に患者にわかった事はすべて伝える義務があります。ただ、患者はレントゲンを拒否する事はできます。
注ー5:日本の保険ではバイト・ウイングが認められていない(自己負担)せいか、また大学で教えないのか知りませんが、PAのみで済ましている事が多いです。これでは細かい部分までの状況は分かりません。バイト・ウイングは必ず必要なのです。
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 17:17 | comments(0) | - |
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