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検診はどれほど正確?日本と米国の違い
JUGEMテーマ:健康  
 まず日本で行われている検診。
 日本での検診とは口腔内の歯を目で診て、触診だけで検査が終わる事が多いです。 患者さんも歯科医の言う事を信じててます。 治療後に「終わりました。もう虫歯はありません」と言われるとそれを信じていまうのが普通でしょう。
でも事実はもっと奥深く、日本での検診や上記のような事を言われた場合には又不十分さ(間違い)があっても仕方がない事を知ってして下さい(注ー1)。
 まず、虫食いの始まる部分と言う場所が目では見えない部分から始まる事が多い事実に目を向けなければなりません。
よって視覚触診のみでは虫食いの早期発見は出来ない事を知って下さい。 となると見えない部分をそれなりに確実に写せるレントゲン(注ー2)を利用して、その透視力を利用してやっと細かい検査が全域に渡って完璧に見えるのです。
しかし、日本の大概の歯科医はそれをしません。なぜならそのタイプのレントゲンが健康保険上で認められていない事が第一の理由でしょう。また、早期発見をするレントゲンをとると患者に余分の費用がかかるうえに、歯科医は早期治療では点数をあげられないからです。
 歯科医なら自分は保険の仕組みに従っての治療を受ける事はしないのです。 なぜなら其の治療方法では、患者にとって一番の、最適な治療じゃないからです。
  
 日本では何事も後手に回っています。皆さんはそれなりにそれが普通を思っているようですね。
患者に自覚が出てから治療すれば良いし、患者もそれが普通で納得しているのです。
これは全く非合理、非実質的であり、治療が遅れてしまっていると言え、社会全体の問題です。

では次に米国での合理的で、実質を最大目的を可能をしている仕組みを説明します。 
米国の検診
米国の検診は日本を同じですが、もっと細かい視覚検と触診の検査をします。
そして一番大事なバイト・ウイング(噛翼レントゲン)というレントゲンを主体(細心の検査が出来る)にして、その後に必要なら根を調べるPeriapical(標準型)と言う レントゲンも撮ります(注ー2)。 そうする事によって早期発見、また根の部分にしか現れない病巣を発見できます(注ー3))。

 又その他に歯科医にはかせられた義務があります。肉質の部分(舌やほうの内側の粘膜、舌の裏側や口底)も調べなければ口腔内の十分な検査をした事とは看なされませんので、舌、内部の粘膜などの状態を検査して癌やその他の異常が無いかをカルテに記入する事が法律で求められています。( 日本では口腔内のがんを見逃しても、歯科医は責められません)。それほど、この国では厳しい虫食いの早期発見を大事と見なしているのです。

 でここで虫歯の検診(発見)についてどれほどレントゲンが大事であるか説明します。
レントゲンという物には3種類があります。 つまり3種類のレントゲンにはそれなりの利用価値があるのですね。レントゲンを撮って貰ったから、虫歯の検査をきちんとして貰ったと思うのは早計である事を説明しましょう。

3種類は次です
1.パノラマ(Panoramic X-ray)といって顎の全体をぐるっと回る様にしてとるレントゲンですね。顎の全体を撮ってくれたので、これで大丈夫と思うのは間違いです。 
このレントゲンは腫瘍、親知らずの位置、上級小学生(8ー11歳位)の顎の中での永久歯の成長過程(矯正医にとっては必要)などを調べます。虫食いが写る事もありますが、とても大きくなった物しか写りません。つまりこのレントゲンは虫歯に関してはては何の役にも立たないのです。

.Periapical X-ray(標準型といって根の部分を調べるものです)は歯の全体(頭の部分と根の部分)を一枚のレントゲンで撮ります。 写真で言えば全身写真のようなものといえます。でも虫食いは頭の部分にしか起こらないので、全身写真では頭の部分が斜めに写ってしまいボケでしまいますから、早期発見(小さな虫食いの始まり)は出来ないのが本当ですが、日本の歯科医はそれは認めないでしょう。

3.バイト・ウイングX-ray(噛翼レントゲン)。 虫歯の早期発見と既存の治療の出来具合を調べる事が出来る確実で最適なものであるので、この国ではかならず撮らなければならないとされています。検診には必ず必要と規定されている物なのです。     ところが、’驚いた事に、日本の健康保険ではそれが認めていられていません。 70年近く前に設定された規定(其の頃にはレントゲンさえ高級とされていたのでしょうから、標準型で十分とされたのではないでしょうか。 でも、其の後バイトウイングのほうが絶対確実である事が解った米国ではそれを撮る事を義務とされているのに、日本ではそれが未だ認められていないのです。 仕方が無いので、自己負担で撮って貰って下さい。 たった80円だそうですから。 
ただ、日本の保険治療は後手治療に点数が多く、早期発見、早期治療には点数が少ないので、このバイトウイングを撮って下さいと頼むといやがる歯科医もいるかもしれませんね。 
細かい再検査をしてほしい方は、それが電子レントゲン(バイトウイング其の他の物)なら、自宅に転送してもらい、それを私のメルアドに転送してください。
shunzo3@live.com 


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注ー1: これは日本の検診のレベルが低いという事であり、虫歯の発見が遅くなってしまっている事が現実として、まかり通っているのです、という事を認識してください。 健康保険の制度ががそういう仕組みになっているので、歯科医もそれなりにしか出来ないし(営業的に)、またしないのです。 と同時に患者さんも、自覚症状が出ないと歯科医に行かないという習慣もあるので、患者さんの方も認識が低いをいう事もできます。 全てこの国の仕組みや習慣からきているので、歯科医を責めてよいのか政府を責めるべきなのかは分かりません。 全国的な認識の改革が必要なのです。

注ー2: 虫食いを調べるレントゲンはバイト・ウイング(噛翼レントゲン)という方法での撮影のレントゲンのみによってしか早期発見が出来ません。その他の種類のレントゲンは早期発見には出来なくて役に立たないのです。 

注ー3:この標準型のレントゲン(PAといいます)で、根の先端に黒い部分があるとそれを「膿がたまっている」とかんがえて、再治療をすすめたり、強引にする歯科グループやクリニックが多いですが、即断する歯科医には気をつけましょう。なぜなら、それは何年もそのままの症候状態であれば、そのままで様子を見ないと(六ヶ月)それが進行中なのか、其のままなのかが判断できないからです。
 
注ー3: 日本では保険がきくのでしょう。 顎や福鼻腔(?Sinus)に転移したがんの発見や、鼻炎、風邪などの検査に便利です。また、前記したように、子供の発育、親知らずの位置などの検査に利用できますが、虫歯の早期発見には全く利用価値は無い事を知って下さい。  
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 08:19 | comments(0) | - |
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