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「専門医」でも全く程度の低い歯科医がいます。 とにかく問題が多いのでご注意を。
JUGEMテーマ:健康
 以前に専門医にもピンからキリまである事は書きました。 また例の専門医です。今回は患者さんに施された不適当な材料の選択、治療の欠陥、倫理的な問題、その後の処置の間違いなどがありますので記載します。

  この患者さんは上顎の一番奥の歯(注ー1)にクラウンを装着されました。その手前の歯にもレヂンというプラスチック(硬質といわれても、所詮はプラスチックで弱いです)の詰め物を入れられていました。しかし数日後には食べ物が詰まる事に気づきクリニックに文句を言い診てもらったら、手前の歯の詰め物に継ぎたし処置をすることによって問題を解決した事としたのです。しかし患者さんの歯には相変わらず食べ物が詰まったり、具合が悪いので当院に相談にいらっしゃいました。

検査の結果、判明した事は次の5つです
1)一番奥の歯の陶器の一部(歯間部)が割れて欠落。クラウンをはずしてやり返すしか方法は有りません。
2)陶器は材料としてこの部位(一番奥)には不適当。瀬戸物は対合歯を磨耗させますので、金属(金または銀)のクラウンが適切。
3)患者さんは材料に選択肢がある事を教えてもらっていませんでした。歯科医はその義務を怠っている事で、規則に反し倫理に反しています。訴訟の対象になります。
4)一部が欠けたクラウンは、やり直す事が正しい処置。なのにこの歯科医は隣の歯を大きくする事によってその隙間を埋めてごまかそうをした。やり直しの追加費用と手間を避け、患者に本当の事を言わずにごまかそうとした事は偽証と言えるでしょう。やはり倫理に反します。この点も訴訟の対象になります。
5)クラウンは歯の全体(100%)のカバーが出来ていなく一部に隙間(欠陥)がありました。そのままでは2−3年後には虫食いが起こっていたでしょう(注ー2)。
6)患者さんはレントゲンを持ってその歯科医院(クリニック)に上記の内容の文句を言うと、相手は認め治療費を返却しました。

さて、歯科医が返金するという事は認めた事であり良かったと考えられるのですが、ここでもう少し深く考えて見ましょう。 この歯科医は歯を削った時点、型を取った時点、またクラウンを装着する時点という3時点で、そのままでは正確なクラウンの作成が不可能である事が判っていた筈で、又判っていなければならないのです。 まして専門医とまで称する輩ならなおさらの事です。 でもそれを承知で事を運び、ばれたら治療費を返すというのはこの歯科医が確実に確信犯である事を証明しています。 皆さんは返金してもらえば良いと考えてしまうかもしれませんが、確信犯である事を考えれば許されざる事である事に気づきましょう(注ー3)。

 とにかく専門医と称する者にはピンからキリまである事に気づいてください。 
この国で専門医とは、一般歯科医から患者を委託されて患者の治療にあたっている歯科医のみを一般に指すのです。
自分から宣伝して患者を募っているような輩は、「専門医として成り立っていない」つまり一般歯科医からは専門医とみとめられない程度の低いもの達が一般治療レベルで仕事をしている事になります。
 学位のともなわない修業証書(Certificate)を得る事は学費を出せばほぼ誰でも出来る事です。卒業試験はないですから落ちる事もなく取得できる証書です。この証書のみで専門医を名乗る事ができるのですが、専門医として成り立つには其れなりの腕と一般歯科医からの信頼をえられてやっと専門医として成り立っているといえるのです。
 専門医を称する歯科医が何人も集まって患者をたらいまわしにしているようなグループは信頼できないという事なのです。確かな一般歯科医は何人もの専門医を知っていて適切な専門医を紹介して仕事を委託できます。 つまり専門医にかかる場合は一般歯科医(General Practice)の紹介によって行われるのが常識である事を知って下さい。程度の高い一般歯科医はそれなりに程度の高い専門医を知っています。 又専門医が他の専門医を紹介するという事もこの国ではあまり進められることではない事も付け加えておきます。   

              ============================
注ー1:上顎の一番奥の歯の治療は比較的大変やりにくく、面倒なため完璧といえないものが多いのです。歯科医の腕と良心が関係してくるでしょう。
注ー2:クラウンと言う物は歯の全体を被せてしまう、冠です。 歯の全体を丸く削ってその部分の全部を技工物で被せます。バイト・ウイングというタイプのレントゲンにはっきりとそれは写る事や、目で確かめられる事も出来たりします。
注ー3:お金を返すという事は認めたことであり、その後患者は訴訟をおこせます。相手は認めているのですから、なおさら勝ち目はあるのです。 この国の仕組みはそうなのです。 相手は日本人がそうはしない事をみすこしています。
 
| Shunzo Ozawa D.D.S. | 11:35 | comments(0) | - |
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