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歯の表面はエナメル質でありガラスやタイルと同じと考えられます。ゴミは付着しにくいです。
歯垢が最初に溜まり始めるのはこのエナメル質(頭部)じゃなく根っこの部分です。
よって歯ブラシの使い方が歯茎とはの境目が大事なのです。 爪を例えれば爪と皮膚の境目の段になっているところです。
勿論、歯と歯の間で歯茎との境目の部分も同じように大事な所です。
フロス、歯間ブラシ、ウオーター・ピックのみが清掃可能な道具です。
歯ブラシではありません。
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歯石に悩まされる人が多いですが歯垢・歯石がたまらない方法は簡単です。 歯ブラシではありません。
次が理屈と方法でです。
1.歯は食器と同じような表面をしています。 ガラス・瀬戸物と同じです。食べ物を砕く道具しかなくツルツルです。
2.お皿、箸、フォークなどの食器は使用後にすぐに水で洗うと汚れ(生ごみ)は流せます。
歯も食器と同じなのですね。食事の後に歯を水か何かの液体で濯ぐことによってほとんどの生ごみが流されて排除されます。
生ごみが無くなり、歯垢は最小限、歯石も少なくなります。
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クリーニングはこの国では一年に2回から3回薦められています。 保険には年2回だけじゃなく3回受け付ける物も有りますい。それ程に推奨されています。保険を理療すると同時に、レベルアップを見直して下さい。 それほど大事とされているこの国です。
では、
1.クリーニングはなぜ大事?
理由: a)ヤニが取れて歯が綺麗になる。
b)虫歯の予防。
c)口臭がとれる
d)この国のマナー。
2.貴方のクリーニングは完璧?
観察: a) 衛生士の場合。 チェックはしてもらいましたか? 歯科医に?
b) 歯科医がクリーニングした。より良いでしょう。
c) 見える所だけ? 歯ぐきの内側の奥深い所までして貰いましたか?
d) 歯石の量をつたえてもらいましたか? そして今後の事や指導は?
クリーニングといっても歯科医や衛生士によって程度が違う事が多いようです。安い場合にはそれなりかもしらませんね。
観察が大事です。
今回は他院ですでにクリーニングを終わらせた?人なのに歯石の取り残しが見つかる事が多い事にかんしての記載でした。
追。クリーニングとは、服のクリーニング、部屋のクリーニングなどと同じ事です。
基本は掃除でゴミ(歯垢、歯石)を取り除く掃除です。 金額より内容が大事かと思われます。
常連患者さんとは、歯科医が歯科医になってよかったと思わされる患者さんです。
6ヶ月毎にキチンと検診にいらっしゃり知識や意識も高く、歯科医は仕事が楽なのです。
各検診では4枚のX線写真(注ー1)を撮り、クリーニングをします。保健はほぼ常識的に90−100%カバーしますので患者さんの負担は最小限。上手な保険の使い方と上手な歯の管理が出来てます。
でも何よりも大事なのは歯を大事に出来ていて長持ちさせる事が出来ているという事で、歯科医にとっても喜ばしい事なのです。 説明します。
1.常連さんは虫歯が出来ていても小さい物でしかありません。よって治療は簡単で自己負担も少ないです。小さいものは保険のカバー率も良く80−100%です。
2.既存の物(詰め物や、アンレー、クラウン)の寿命が感知出来ます。今後に何時どの歯の治療が必要かわかるので、口の中全体の修復作業が計画的にできます。保険は毎年の限度があるのでそれにあわせる事ができます。
3.歯科医は突発的な問題発生(急患)がなくなり、各アポイントメントを正確にこなせ毎日が順調となります。
4.患者さんは当然満足されているし、歯科医も新しい患者さんに一からの説明をしなくてよく治療に集中できます。
つまり、常連さんは歯科冥利につながるのです。
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注ー1.バイト・ウィングのX-ray(4枚)は虫食いのはじまりを早期に察知する必須で必要と35年以上前からされているものです(日本の保険は認めていません)。過去のブログも参照してください。
虫歯は誰の歯でも、どの歯でも同じ現象でしか無く、同じ道をすすみ、同じ事に行き着くという事を前回書きました。
では、どのように起こりどのように進行するのかを書きましょう。まず、又リンゴに例えます。
幾つかののリンゴに爪楊枝で同じ小さな穴を開けます。
1つ目は、翌日に皮をむきます。穴の内側のあたりが少し茶色くくなっているでしょう。
2つ目は一週間後に剥きます。 茶色い腐った部分は少し大きくなっています。表から見ると同じ小さな穴でも、内側の腐食は拡がっています。
3っ目は二週間後、または一ヶ月後でもいいです、つまりずっと時間をおいてみると、むくまでもなく、表面が窪むほどになっているでしょう。 皮を剥くまでもなく内側がグチャグチャになるほど腐っているのが解りますね。
4っ目はそのまま置いて置くと芯まで腐ってしまい、もう剥く事もしなく諦めます。たべられません。
以上がリンゴの腐り方です。驚く事は歯も同じなのです。
今度は同じ現象を歯において描きます。。
1は虫歯の出来始めで、歯の殻とも言えるエナメル質(注ー1)に小さな穴が出来(これは溶ける現象、注ー2)、そこから内側にばい菌が入って象牙質(リンゴでは実の部分)が腐ります。痛みはありません。沁みたりもしません。
2は放置され時間がたったので、内側の象牙質(実の部分)で腐食、腐敗が拡がります。少し沁みる事もあります。
3はそれが拡がり、内側は空洞化のようになり外側のエナメルの殻をささえきれないため、陥没が起こります。いわゆる「歯に突然穴が開きました」という感じですね。 このころからはたいていの場合は沁みます。
4はその後も放置した時点となり、神経(リンゴの芯)まで達してしまったので、歯が「死んでしまう」という敬称となります。 沁みるだけでなく、痛みが止まらなくなります。
さて、お解りですか。虫歯は第一段階で見つけて処置をすれば簡単で安価ですみ、歯も損傷がすくなく、寿命も延びるという事です。 日本とアメリカの診断の違いを次回にかきます。
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注ー1.歯の外側の1ミリから場所によっては2ミリぐらいはエナメル質という殻のような物で出来てます。 99%無機物で結晶体で出来ています。 ガラスのような殻で歯の実体は覆われています。リンゴの皮と同じ役目でう。 内側をまもっているのですね。
追:患者さんからのリクエストがあったので記載します。ozawany,jugem.jp/ も読んでください。 一般常識などや、単純な疑問をなげかけて書いています。 よろしく。私の個人面でもあり一人の人間としての思い、考え、問いかけなど、一般日記です。
シーラントの50%は5年以内に外れると言う報告がありました(注ー1)。
又、既存のシーランとを外してみると沢山の虫食いが存在している事もあきらかになっています。
以前から大きな疑問を持っていた事がやっと明らかにされました。
さて、シーラントとは歯を削らずに奥歯のギザギザの溝にエッチングと言う処置をして白いプラスチック(レヂンと呼ばれる)を流し込む処置で、溝からの虫食いを予防する方法です(注ー2)。
歯の溝には生えた時点から直ぐに歯垢が付いてしまいます。歯ブラシの毛先は其処に入らなく、掃除はほぼ不可能です。 そして歯垢があるとエッチングは不可能になります。
又溝の内側のエナメル質の表面の崩壊が起こっている可能性も時間と共に可能性大で、其の場合もエッチングは効果がありません。
で歯垢が大きな理由なのですが、多くの歯科医がそれに気付かずに処置をしていたわけで、今でもしています。
ここで必要となる歯垢除去はジェット噴射式のクリーニング処理でなけえば出来ません。
他の方法では垢が溝の中に付いたままになり、垢を上からフタをするようなもので、「持たない」「虫食いが起こる」と言う結果になります。 それなら最初から長持ちする詰物の方が良かったという事になるのです(注ー3)。
シーラントの両面性というか、害が起こりえる事に気付きましょう。
シーランとは歯科医にとっては簡単にできる良い営業法であり、また予防という親の気持ちをくすぐるような響きがあるために人気がでました。 大変効果のあるものという印象が強いのですが、意外とそうではない事もあるという事がはっきりしたのです。
歯科医の知識の有無や技術、と良心によって其の効果がマチマチであるのです(注ー4)。
貴方の子供ががシーラントをしてもらう時の注意:
1、治療を見せてもらい確かめましょう。ジェットと使っているでしょうか?
2.6歳ごろに一度。上下左右1本づつ合計4本のみ。第一大臼歯で一番奥。前から6番目。
3.12歳ごろでもう4本です(第二大臼歯でやはり一番奥、前から7本目) これら以外の歯には使用しません。他の歯にまで無用な処置をする不埒な歯科医もいますので数を考えて下さい。
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注ー1.Dr.Gordon Christensenという第一人者のひとり。
注ー2.レヂン(プラスチック)はあくまでプラスチックという柔らかい物です。必ず磨耗しますから従来の子供用の物ではなく大人用のさらに硬質な物を使う事が薦められます。
注ー3.歯を少しだけ削って、従来の詰物、アマルガムを上手に使って処理をすると15年以上も持つのです。 レヂンであっても細く上手にすると10年以上もつでしょう。
注ー4.やはり、治療(処置)は物質の名前じゃなく、歯科医の技術、知識、良心をあわせた物が結果を全く変えてしまうのです。
前回は検診の薦めと、その予防治療に関して書きます。予防とは色んな形やレベルで出来るので次を考えてください。
1.検診: 早期発見は歯の保存される量が大きく、歯がながもち。
2.新しい虫歯は小さな物であるべき: 6ヶ月では大きくはなってないので、早期発見しますから小さい。 大きな物があったら歯科医が前回見逃していたと考え他と相談する事。
3.定期的な検診: 虫歯は時間を置いて出来ますので、6ヶ月が適当です(国や学界が決めた事)
4.良い物でも15−20年経つと、細かく調べてもらい、悪くなる前にやり直しする事: 同じ事をする事によって新しくなり、寿命がもう一回分延びる。
5.向かい合った歯は同じ材料を使う: 違うものだと時間がたつと磨耗して影響がでる。
6..どのくらい持つ物かを入れる時にチェックして置く: 時期がくる頃には新しくすると同じ物でまかなえる(安い物の場合)。
7.古いレントゲンとの比較: 歯槽膿漏や虫歯の進行具合を発見できる。良い歯科医なら毎回してくれるでしょう。
8.後は歯ブラシ神話(3−19−11)を棄てて清潔を高める。
日本人が歯医者を訪れる時は何かが外れた時や痛みがある時がです。
そんな患者さんの中には全部の歯の検査を薦めても『べつに他に問題はないので、其処だけで結構です』と断る方がいらっしゃいます。
この患者さんの考えは『問題は出来たら自分で気づくから、今日はその歯だけを検査して治療して欲しい』という内容です。
残念ながら、これではこの国の歯科を上手く利用する事が出来ません。
説明します。
アメリカの歯科が遅れている日本と大きく進んで違っている点を:
(1)歯の問題は自分で気付く頃よりずっと前から発生していているのが真実です。よって、定期的に調べる事が突然の発生を防げる事になります。この国での検診は皆さんが気付く前に問題を見つけます。これは予防治療という早期治療の姿勢です。 歯科医はプロですから問題を事前に見つける能力を持ってるのです。
(2)一方、日本では保険の仕組みが古いままで、治療が必要な時のみにしか検診料が出ないのです。 よって定期的で綿密な検診が保険では行われていません(注ー1)。
歯科医は持ち込まれた問題の処理をするだけというのが実際の姿です。問題の発見は患者にまかせられ、当然治療が後手となるのです(注ー2)。
全部の歯の検査はこの国では出来るだけして貰いましょう。 其の後も6ヶ月毎にする事が予防に大事です。
それを続ける事によって貴方は問題の突発性を避ける事ができ、毎日予定通りの生活が送れるようになれます(5−2−09、5−9−09)。 アメリカ人のなかには平日に歯が痛いと言う人が殆ど見られないのです。
アメリカから学びましょう(注ー3)。
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注ー1.健康保険とは悪くなった歯を治療してあげると言う姿勢です。何十年も前に出来た物で、そのままです。自費では出来るかも? でも確か保険(治療)と自費(検診)をミックスは出来ない、、、とか?
注ー2.歯科医は事実を知っていても保険制度の中での思考に留まっています。いいえ、知らないか、もう考えもしない所まで来てしまっている? よって患者は事実を知らせられず、知らないままに現状を受け入れて、お互い低い意識レベルのままの悪循環。
注ー3. NYで日本人を相手にしている歯科医の中には意識レベルの低い輩や、東洋レベルの者が多いので注意してください。 そういう歯科医の場合は治療を最小限にとどめて、一度アメリカ人歯科医(日本人が来ないような歯科医)に診てもらい、治療予定リスト出してもらい比べて下さい。
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