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歯科医を訴える。 この国での一つの手段ですし勉強出来ます。
ある患者さんが、日本人歯科医を訴えました。 先日、証人喚問に行って来ました。

患者さんは6千ドルの治療費で前歯のブリッジを着けて貰ったのですが、しばらくすると、外れてしまい、再度装着してもしばらくすると、また外れてしまい一年半に渡って同じ事のくりかえしだったのです。 納得で出来ないので、その由を伝えるとやり直しは無理なので歯を抜いてインプラントをしましょうと言われたのです。 ディスカウントをしてあげるからとも言われたのです。 
 
この日本人歯科医の態度は、私はちゃんとした治療をしましたが、貴方の歯では治療がうまく行きませんので、新しい方法で治療をしてなおしましょう。 大変残念ですが余分の費用がかかりますが、わたしはとっても良心的ですので、ディスカウントをしてあげましょうと言ったのです。

ここで、ちょっとおかしいと思うのが普通じゃないでしょうか? そうです。
日本のお医者さんによく見られる態度なのです。 自分は全力をつくしましたが、貴方の歯ではダメなのです、と言う風な筋書きです。 歯科医は良心をもって全力を尽くしました。例えうまくいかなかっても許してもらええるという前提でものを言ってます。
これはちょっとおかしいです。
 
歯科医はブリッジを作っている過程で、または作り終わった時点、つまり患者に装着する前の時点で、分っていなければならないのです。 分っていて歯科医と言えます。 

米国の一般の歯科医なら、今回のこのブリッジを観た瞬間に不良で、規格にあってないと判断できます。 その理由をのべましょう。

米国にはあらゆる物に基準が定められているのです。 ですから、誰でも基準に合ってるるか、合ってないかが分ります。 そして合ってないものは患者には入れないのです。 訴訟の対象になるからです。

近頃、東洋人歯科医の低水準の又水準以下の治療を頻繁に見かけるようになっておどろかされます。 詰まり、アメリカの標準では最低またはそれ以下とも言えるような治療が横行しています。 米国の水準を持って考えると信じられないような治療が日本人のコミュニティーの患者にほどこされています。

東洋人歯科医の多くは日本人ならアメリカの標準や基準を知らないから,東洋の基準で良いと。 大して違いはない、と。 全く、アメリカの標準と無視、基準に従ってないのです。

問題がおこり、歯科医が納得の行く交渉に応じてくれない時には、次のような機関があることをしってください。

弁護士会、米国歯科医師会、Small Claim Court,と言った、費用の掛からない機関があるるのです。 上記の人は弁護士会から無料の弁護士を紹介してもらってます。
スモール・クレームは自分で主張するので弁護士はいりません。。 通訳はつけてもらえます。 勝つとは限りませんが、アメリカを知るには良い経験と成るでしょう。
歯科学会に持ち込む事もできます。 無料です。





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| Shunzo Ozawa D.D.S. | 11:04 | comments(0) | - |
苦情と告訴。
 ここ数年来, 異常なほどに増えて来たトラブルですが、やっと法的な手段に訴える人たちが出てきました。
 ひとつは、ブリッジが一年以内にはずれてしまい、やり直せないから、歯を抜いてインプラントにしろと言われたケース。 もうひとつは、クラウンが2ヶ月以内にはずれたケースです。

さて、トラブルに対しての処置方法は色々です。
 
1.その歯科医に満足がゆかない、または納得がゆかない、と言って具体的な説明を聞く。良心的な人なら治療費を幾分または全額かえしてくれることも話し合い次第でしょう。 
多くの人が歯科医にミスがあるのなら、認めてほしい、謝ってほしい、という気持ちが強いようです。でも米国ではご存知のように自分から過ちをみとめることは通常しませんので、法的手段を取らないからという条件を提示して、金銭返済を求めてみる事も一考しましょう。

2.歯科学会、American Dental Association に Peer Review の Application formを出して判断してもらう。 勝てば全額返済されるのですが、はっきりミスとわかるケースで無いと歯科医が歯科医を糾弾する事はさけたがりますのでなかなか納得のゆく答えは出ない事がおおいようです。 ウエストチェスターでは、ADA(American Dental Association)の9th District, マンハッタンでは 1st District といわれる支部に連絡すれば良いです。

3.New York State Board of Education、 Ethics Committee に届けをだす。
1-800-442-8106,or E-mail : conduct@mail.nysed.gov.

4.弁護士を使う。費用と手間が払った治療費に見合わないのが理由で泣き寝入りをする人がほとんどです。 無料弁護士が居るのを知りましょう。 弁護士会で聞けば教えてくれます。Association of the Bar of NYC 212-626-7373. またラジオなどで宣伝している弁護士で、成功報酬のみを求めている弁護士も無料となります。


さて、どんな場合でも、大事な事はカルテとレントゲンは歯科医から何の遠慮もなく貰えるので、も貰いましょう。 おかしい、納得がもうひとつ行かないと思った時点ですぐに行動しましょう。 レントゲンは治療前のものが一番大事です。 治療記録はあなたのものでも有り、もらう権利があるのです。 それからどの方法をとるか決めるのです。

| Shunzo Ozawa D.D.S. | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

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