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歯科においての日本語のあいまいな表現。
2008.11.03 Monday | category:日本語は不明瞭。 曖昧。
JUGEMテーマ:健康
日本語は不明瞭でビジネスにむいて無い事は昔から言われます。
歯科でも、同じ様に不明瞭さを招いています。 以下です。
1、「歯がとっても悪い」と言う人が多いのですが、実際には悪くなく「良い」状態の人が多くいます。
沢山の歯に治療が施してある時、「こんなに沢山あるんですから、とっても悪いんです」と思っているのです。
しかし、一つ一つが、小さく幅の細いものなら歯科的には「悪い」のじゃなく、早期治療であって長持ちをする物ですから「良い」状態なのです。
一方、数が少なくても、深くて大きな詰め物をしている歯は、その歯だけ「悪い」と言えます。
どっちにしても「悪い」と言う表現は不明瞭です。「歯」が一本なのか何本もなのかも不明瞭です。
2.「歯が外れた、取れた」と言いますが、歯はとれないで詰め物やクラウンがとれるのです。
歯に付けている人工の物が外れるのですから、言葉が間違いです。
これも「歯」が不明瞭な意味になってます。
3.「根が悪い」と言ってくる人がいます。ところが根は普通悪くなりません。
神経が死んで腐ってしまい、歯茎の中で根のあたりに症状がでるのです。。
神経が死んでも根自身は簡単に腐ったり、変化したりはませんので根は「悪く」は無い事が殆どです。
根が悪くでダメめなっていると言うと、抜歯の対象とも思えるので、やはりこれは不明瞭な表現ですね。
虫歯は、病気ではなくただの症状や物理的な状態です。
物理的に形のあるものですから、物理的に何処がどうなっってるか的確に把握できます。
歯科医がきちんと説明できるかどうか、試してみるのも一考です。
では、また。
追: 次回は差し歯やインプラントについて書きましょう。 どちらも、歯じゃありません。 歯の代用品です。
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